ロシアのウラジオストクを訪れている安倍総理大臣はプーチン大統領との首脳会談を終え、6日に帰国の途に就きます。 安倍総理はプーチン大統領との関係性をこれでもかとアピールし、未来志向で平和条約の交渉を進めようと訴えました。 安倍総理大臣:「ゴールまでウラジミール、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。平和条約を結び、両国民が持つ無限の可能性を一気に解き放ちましょう」 ただ、具体的な進展は得られなかったばかりか、プーチン大統領は会談後のスピーチでも安全保障分野でのアメリカとの関係が障害になっていると強調しました。会談に先立って色丹島の水産加工場の稼働式典に参加し、ロシアによる北方領土開発に懸念を示してきた日本に揺さぶりを掛けるなど、この交渉の難しさが改めて鮮明になった形です。両首脳は11月にも会談を行う予定です。帰国した安倍総理を待ち受けるのは、来週の内閣改造です。週末はじっくり最終構想を練るものとみられます。
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