“コーチ暴行”疑惑 部員の「謝罪動画」に監督関与・・・熊本・強豪サッカー部(2022年5月6日)

 5日、熊本県の秀岳館高校で会見が開かれました。

 学校の調査によると、サッカー部では過去2年ほどの間に、38件の暴力行為を確認。うち25件が、男性コーチなど職員からのものでした。

 秀岳館高校サッカー部・段原一詞監督:「深く心よりおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」

 きっかけは先月20日。サッカー部の30代の男性コーチが、部員を殴る蹴るなど、暴行を加える様子を記録した動画がSNS上に拡散。暴行疑惑が浮上していました。

 この2日後、暴行を受けた部員が投稿した動画で、さらなる騒ぎとなりました。

 暴行された部員:「学校からの帰り、寮の鍵がなかなか開かず、感情的になり、コーチをバカにするような発言をしたのが、今回の原因です」

 また、暴行される場面を撮影した部員も、次のように釈明しました。

 動画を撮影した部員:「正直、ここまで大きなことになるとは、思っていませんでした。たくさんの人たちに迷惑を掛けてしまい、申し訳ありませんでした」

 当初、「部員が自主的に投稿した」とされていた、この動画。その後、学校側が調査したところ、監督の関与が明らかになったのです。

 秀岳館高校・白井勇教頭:「(撮影に関しては)監督のほうから『こういうポイントで撮りなさい」と。(監督が)『悪いことをしているんじゃないから、マスクも外して、名前も言ったほうがいい』と。再度、撮り直した」

 段原監督は、「動画が出た後で知った」と説明していました。それについては・・・。

 秀岳館高校サッカー部・段原一詞監督:「生徒たちから(釈明動画の)申し出がありましたので、僕があらかじめ知っておいたとなったらいけないと思って、そう回答しました。(生徒の行動を)尊重してきたということがすべてで、隠したわけではありません」

(「グッド!モーニング」2022年5月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事