ロシアでは、対ドイツ戦勝75周年の記念日を迎えたが、記念行事は、新型コロナウイルスの影響で異例の形式となった。
戦闘機が隊列飛行でロシアの節目を祝った。しかし、赤の広場で見守る人は誰もいなかった。
9日は、ナチスドイツへの勝利を祝う、ロシアで最も重要視される記念日だが、例年行われる軍事パレードは、新型コロナウイルスの影響で延期となり、戦闘機などの「航空パレード」のみ実施された。
モスクワでは、外出制限が続いていて、パレードを観覧する人の姿もなかった。
演説したプーチン大統領は、国民に団結を呼びかけたが、ロシアでは、感染者が1日で1万人以上増える日が続いていて、収束の兆しは見えていない。
(2020/05/10)
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