優れた報道に対して贈られるピュリツァー賞を受賞したことのあるロイター通信の記者が、アフガニスタンで取材中に戦闘に巻き込まれ、死亡しました。
ロイター通信によりますと、16日、ロイター通信のダニッシュ・シディキ記者がアフガニスタンとパキスタンの国境付近で、アフガニスタン政府軍と反政府勢力「タリバン」の銃撃戦に巻き込まれ、死亡しました。
シディキ記者は、今週初めからアフガニスタン特殊部隊に同行して取材をしていました。
当日、アフガニスタン特殊部隊は市場を奪還するために戦闘を行っていて、シディキ記者はロイター通信に対し、取材中に破片で腕を負傷したと報告し、治療を受けていました。
その後、タリバンが撤退したため、店員らと話をしていたところ、再びタリバンが攻撃をしてきたということです。
シディキ記者は2018年にロイター通信の写真記者チームの一員としてミャンマーの少数民族「ロヒンギャ」の難民を取材し、アメリカのジャーナリズムで最も権威のあるピュリツァー賞を受賞していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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