現場周辺では25日も捜索活動が続いています。観光船からの救助要請があった知床半島の「カシュニの滝」付近の上空から中継です。
周辺の海域では25日も昼夜を問わず捜索活動が続けられています。海上保安庁の船2隻が捜索活動を行っている様子が確認できます。
午前中から3回ヘリに乗って、この付近を取材していますが、波は比較的穏やかな状態が続いていて、周辺海域では海上保安庁の船や地元の漁船とみられる船など、多くの船が列になって捜索にあたっています。
また、北におよそ14キロ離れた知床岬で発見された人もいて、現在は、沖合の離れたところでも船が捜索を行うなど、広範囲にわたる捜索が行われています。
知床岬は途中で道路が行き止まりになっていることから、陸路で捜索に行くことができず、海と空から捜索が行われている状況です。
また、知床半島の海は、陸からそのまま地形が深く落ち込んでいて、海岸線から近い場所でも水深100メートル以上になる場所もあるということで、もしも、観光船が沈没しているとすれば引き上げの難航も予想されています。
以上、懸命な捜索活動が続く知床半島上空から中継でした。
(2022年4月25日放送「news every.」より)
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