東京の窓から@東京MXTV 2010.07.10
~日本人と「平和の毒」~
石原慎太郎都知事と外交評論家岡本行夫さんの対談
東京の地上波では希少となった、オトナの対談番組。
コチラも http://www.youtube.com/view_play_list?p=2B4FF1FB8DA61363
※内容抜粋
・紛争の可能性のある地域(沖縄等)のできる限り間近に精鋭部隊の海兵隊を置くべき。
・東京都横田基地を未だに共同使用も許さない米軍(首都圏の管制権問題について)
・横田基地:1973年の関東計画「関東空軍施設整理統合計画」で首都圏の米軍基地を横田基地に整理統合。
(立川、府中、調布(米軍住宅地)、練馬、朝霞、水戸等の基地の人達にとってはありがたいことだった。)
・米国の航空会社のファーストクラスは盗聴されているので、米国の財界人達は乗らない。プライベートジェットを利用する。
・マスコミ、特にテレビは衰退している。活字メディアも危険。
・北朝鮮情勢の緊張を高めているのは、魚雷と断定した韓国という意の見出しに愕然。
・小技も、大技も使えない日本。殴られっぱなしで棒立ちになっている。
・怒りを忘れてしまった日本人。
・調和・協調・協力・友愛、全てセンチメントで片付ける日本。
・国会でも低劣な議論が行われている。
・議論、論争がなくなった。若い人達に高飛車に違うと指摘しても、ニヤニヤ笑うだけで反論しなくなった。これは学校教育の結果。優秀な教育を作らないようにしている。
(石原氏は論争の為にワザとキツいこと発言をしているということ。しかし冷やかに受け止め無視するのが日本の現実。)
・若者たちは、まだいいものを持っている。
・優秀な若者たちは、僕等の世代よりも優秀。
・腑抜けた若者も多い。日本の若者は二極化している。
・日本の現状は、アジアなら中国、インド、韓国よりも下。韓国勢に至る所でやられて、いいようにされている。
・いろいろなカード、可能性はあるが、これを束ねる機能が日本には無い。
・業を煮やした東京都は水技術を世界に売ることにしたが、慌てて国が付いてきた。
・日本企業は具体的課題があれば乗り越える能力がある。
・しかし、日本は国家戦略が無い。国を束ねる力が無い。戦術ばかり。家を建てる前から、誰が住むのか、どうやって暮すかという各論ばかり。
・戦略のイメージすらモテない国になってしまった。日本全体を見渡す議論がない。
・日本が気を抜いている間に、他国は元気になり、更に攻撃的になってきている。
・論理的な戦略が必要。
・この国をダメにしてしまったのは(一部の)官僚。
・その言いなりになってきた自民党は自業自得。年金の問題等も、放置してきた自民党の責任。
・しかし、民主党の(長妻)大臣は、結局何もやっていない。やらない。民主党。
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