ロシア軍の黒海艦隊・旗艦「モスクワ」が沈没した原因について、アメリカ政府高官は、ウクライナ軍のミサイルが命中したためとの分析を明らかにした。
ロシア国防省は、巡洋艦「モスクワ」で火災が起きたあと、沈没したと発表しているが、ウクライナ側は、ミサイル攻撃によるものと主張していた。
これについて、アメリカ国防総省の高官は、ウクライナ軍が発射した2発の対艦ミサイル「ネプチューン」が命中したため、沈没したとの分析を明らかにした。
また、アメリカメディアは当局の分析として、ロシア軍に犠牲者も出たとみられているが、人数は不明だとしている。
こうした中、ロシア国防省は、海上から発射した巡航ミサイルで、ウクライナの首都・キーウ郊外にある複数の軍事施設を破壊したと明らかにした。
また、ウクライナ軍がロシア領内への攻撃をやめなければ、キーウに対するミサイル攻撃を強化するとしている。
一方、ウクライナ当局は東部のハルキウ州で14日、ロシア軍の攻撃を受けて10人が死亡、35人が負傷したと発表した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのCNNテレビで、「ロシアのプーチン大統領はウクライナ人の命を何とも思っていないので、核兵器や化学兵器に手を出す可能性がある」と警告した。
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