北朝鮮メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)総書記立ち会いのもと、新型戦術誘導兵器の試験発射に成功したと報じた。
17日付の「労働新聞」は、1面にミサイルが打ち上がる瞬間や、金総書記の写真などを掲載し、新型戦術誘導兵器の試験発射に成功したと伝えている。
記事では、「戦術核運用の効果と火力任務の多角化を強化するうえで、大きな意義を持つ」としている。
韓国軍は、16日午後6時ごろに北朝鮮から飛翔体2発が発射され、高度はおよそ25km、飛行距離はおよそ110kmだったと発表した。
韓国メディアは、短距離弾道ミサイルとみられると報じている。
試験発射は、18日から韓国で始まる予定の米韓合同軍事演習をけん制する狙いもあるとみられる。
一方、北朝鮮では、15日、金日成(キム・イルソン)主席の生誕110年を祝うパレードなどが平壌(ピョンヤン)市内で行われ、祝賀式典には金総書記が出席した。
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