新型コロナウイルスへの警戒が続く中、静岡商工会議所では、中小企業からの経営相談の件数が増えています。
静岡商工会議所では現在、中小企業を対象に新型コロナウイルスに関する経営相談窓口を設けています。窓口を開いた2020年1月29日から3月25日までの相談件数は223件でした。このうち3月に入り4回開いた緊急経営相談会では、8社、9社、18社、24社と相談する会社が増えています。例えば、雛具の製造業者から「5月人形に使う製品の一部を中国からの輸入に頼っていたため、品が入らず製品にできない」といった声や、衣料品小売り業者から「外出を控える人が増え、婦人客が減少している」などといった相談があるということです。影響が長引けば中小企業にとっては死活問題で、融資だけでなく法人税の減税が必要だという声も出ているということです。
powered by Auto Youtube Summarize