安倍総理大臣は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言を全国一律で今月末まで延長することを決めました。ただ、専門家の意見も踏まえ、地域によっては期限前でも解除する考えを示しました。
安倍総理大臣:「新たな感染者数を低い水準に抑えながらこれまでに感染した患者の皆さんの退院などを進めていく。そうすることで医療現場の逼迫(ひっぱく)した状況を改善するためには1カ月程度の期間が必要であると判断した」
安倍総理は14日をめどに専門家が地域ごとの感染者の動向や医療体制を分析し、状況によっては期限を待たずに解除する考えも示しました。また、全国で毎日100人以上が回復していると指摘したうえで「一日の新規感染者数がこの水準を下回る必要がある」という目安も明らかにしました。一方で「治療法やワクチンが確立されるまで感染防止の取り組みに終わりはなく、長期戦を覚悟する必要がある」とも述べました。飲食店の家賃負担の軽減やアルバイトをしている学生への支援については「速やかに追加的な対策を講じていく」と強調しました。
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