国内で4例目 米国ノババックス開発ワクチン承認へ(2022年4月19日)

 厚生労働省の審議会は、アメリカの製薬会社「ノババックス」が開発した新型コロナワクチンの使用を了承しました。

 18日、厚労省の審議会は18歳以上を対象にノババックスのワクチンを使用することを了承しました。

 臨床試験ではおよそ90%の有効性が確認され、別のワクチンを打った後の3回目の接種にも使われる見通しです。

 承認されれば、国内で4例目の新型コロナワクチンです。

 アレルギー疑いの女性(29):「アレルギー持ちなのでmRNA(ワクチン)じゃなくてノババックス(ワクチン)の方を打てたら」

 29歳の女性はmRNAワクチンのモデルナを打った後に、じんましんのような症状が出たことがあります。

 医師からはワクチンに含まれる成分へのアレルギーの疑いを指摘されました。

 今回了承されたのはウイルスのたんぱく質の一部を使う「組み換えたんぱくワクチン」と呼ばれるもので、mRNAとは成分が違うため新たな選択肢として期待しているといいます。

 アレルギー疑いの女性(29):「不安を抱えながら打つのはやっぱり怖いですし、でもワクチン自体を打ちたいという気持ちはあるので、安心して打てる選択肢ができるのはすごくうれしいです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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