世界の1.1億人が飢餓と報告

国連機関のWFP=世界食糧計画などは2日、2018年にアフリカやアジアなど53の国と地域のおよそ1億1,300万人が、紛争や干ばつなどによって食料不足となり、飢餓状態になったとする報告書を発表しました。
3年連続で1億人を超え、報告書では、「自然災害をもたらす地球温暖化も大きな要因になっている」と指摘しています。食料不足に陥る原因としては内戦や紛争が最も多く、21の国と地域のおよそ7,400万人に及んでいます。特に中東のイエメンは深刻で人口のおよそ半数に食料支援が必要とされています。また、飢餓には至ってないものの栄養失調の人が推計で8億人以上いて、飢えは深刻な問題になっています。
干ばつや洪水などの自然災害は年々悪化傾向にあり、アフリカ南部や南アジアでは慢性的な食料不足の一因となっています。

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事