マリウポリの死者2万人超か ロシア軍が化学兵器使用の疑い(2022年4月12日)

 ロシア軍の攻勢が続くウクライナ南東部のマリウポリで、ロシア軍によって化学兵器が使用された可能性が指摘されています。

 マリウポリ市議会によりますと、11日、ロシア軍がウクライナ軍や市民らに対し何らかの有毒物質を使用し、市民らが呼吸不全に陥っているということです。

 ウクライナ東部にいるウクライナ軍アゾフ大隊の隊長はツイッターで、ドローンから製鉄所に有毒物質が投下され、3人に中毒症状が見られると明らかにしました。

 ロシア軍が化学兵器を使用した可能性があります。

 また、マリウポリの市長はAP通信の取材に応じ「街の通りには遺体が、じゅうたんのように敷き詰められている」と惨状を訴え、全体の死者数は2万人を超えるおそれがあるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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