出典:EPGの番組情報
所さん!事件ですよ「トラブル急増!? 水没車にご用心」[字]
集中豪雨などで水没し故障した「水没車」が最近、中古車市場に出回っているという。告知されずに購入し、裁判になるケースも。水没車をめぐる信じられないトラブルを追跡!
番組内容
番組に中古車をめぐる信じられない情報が飛び込んできた。中古車を購入したところ、豪雨で水没した欠陥車だったというのだ。調べてみるとこうした「水没車」がいま中古車市場に多く出回っており、各地でトラブルに発展しているという。一部は海外に輸出されていることも判明。さぞ問題になっていると思いきや、現地の工場で修理され、高性能な日本車が安く手に入ると、大人気になっていた。水没車をめぐる知られざる物語を深掘り!
出演者
【司会】所ジョージ,木村佳乃,ホルコムジャック和馬,【出演】パトリック・ハーラン,崔真淑,栗原悠羽,【語り】吉田鋼太郎ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
何? 「大詰め」って。
こちらは…
(木村)何か 失礼な業者ですね。
「ふ~ん」じゃなくて。
のらりくらりとかわす業者。
(木村)ええ~! 何? これ。 失礼!
男性は 結局
欠陥車に支払った代金 270万円を
業者に持ち逃げされてしまった。
取材班は…
あっちだ!
同様の 欠陥車をめぐるトラブルは
今 増えていることが判明。
さらに…。
取材を進めると 遠く離れた海外に
問題の欠陥車が
大量に輸出されていることを突き止めた。
問題になっていると思いきや…。
私も車好きなんですが
こんな話が起きているなんて驚きました。
所さん! 事件ですよ。
大変ですね。
「大変です」は
前の番組ですけどね。 事件ですね。
(木村)間違えました。 事件ですよ。
何か 随分 応対が
失礼な業者さんでしたね さっきの…。
あの人は どこで買ったんだろうね?
所さん 佳乃さん。 今回は
所さんも大好きな車のお話なんですが
こちら。
何?
2年前 愛知県に住む男性がですね
中古車販売業者に関わる事件に
巻き込まれました。
この男性 車を買うためにですね なんと
270万円を支払ったんですが
この車には ある重大な欠陥があることが
分かったんです。
さあ どんな欠陥か…。
その辺り 一体
どういうことなんでしょうか?
それでは まいります。
所さん! 事件ですよ。
ディレクターは被害に遭ったという人物に
話を聞く。
事情を聞かないとね。
(木村)そりゃ もう 裁判ですよ。
男性は37歳。 愛知県の
機械関連のメーカーに勤務している。
事の発端は2年前。
男性が 車を購入しようと
中古車情報サイトを見ていたときのこと。
一台の黒いワンボックスカーが
目に留まった。
(木村)ああ いいですね こういう車ね。
出品元の販売業者に
問い合わせたところ
一通のメールが返ってきた。
(木村)ちゃんとね。
業者は 車には
何の欠陥もないと告げてきた。
このメールを見て
安心してしまいました。
安心しますよね。
ええ。 こちらにも書いてありますが
「早い者勝ちです」と
書いてありましたので
すぐ契約しに行こうっていうふうに
思いました。
車の状態を確かめるため
岐阜の販売業者に向かった男性。
契約しに行ったんだ。
メンテナンス中と言われ
試乗はできなかったが
見た目は問題なかったため
購入を決意。
(木村)メンテナンス中って
言われちゃったんだ。
代金の270万円を振り込んだという。
しかし…。
新型コロナウイルスの
感染拡大などを口実に
納車を先延ばしされていった。
その回数 なんと…
不審に思った男性。
購入した車の車台番号は
分かっていたので
運輸局に車の所有履歴を問い合わせた。
(取材者)元の所有者
福岡の方だったんですか?
はい。
このころから すべてのやり取りを
記録していた男性。
元の持ち主に連絡を取ったところ
思いもよらぬ言葉が返ってきた。
(木村)ええ~ やだ…。
聞きたくない…。
こちらは 元の持ち主が撮影した
写真。
そこには 男性が購入した
ワンボックスカーが
写っていた。
豪雨のため マフラーの上まで
水没しているのが見て取れる。
0円で引きあげますみたいな。
そう
男性が購入したワンボックスカーは
3年前 九州北部を襲った豪雨で
被害を受けた
水没車だったのだ。
男性は 水没車であることを
隠して販売した業者を提訴。
裁判には勝ち
返金請求が出たものの
業者は 行方をくらましてしまった。
ええ~!
結局 代金は持ち逃げされ
水没した車すら
手に入らなかったという。
ええ~…。
何より…
車を270万円で買うっていうことは
その車の中の時間
ドライブ行ったり 買い物行ったり
車の中で笑ったり 泣いたり。
そういう時間を買った
っていう思いがありましたので。
怒りに震える男性。
しかし ここで…
でも もし…
(木村)えっ 何で?
一体 どういうことなのか?
あっ 教えていただけますか!
今回の裁判で
男性の代理人を務めた弁護士に
理由を聞く。
(取材者)これまで 裁判にすら
なってなかったんですか?
はい。 こちらが…
弁護士によれば 男性のケースは
消費者契約法という法律に
違反するかどうかが
争点だったという。
この法律では
事業者が
消費者にとって
不利益な事実を
故意に
告げない場合は
消費者は契約を
取り消すことが
できると
規定している。
しかし…。
法律では…
(木村)事故車とか…。
そこで 参考となるのが過去の判例。
例えば 走行距離を偽装したり
車体が ゆがむほどの事故を
隠して売れば
契約を解除して返金してもらえると
過去の判例で示されているのだが…。
じゃあ そこを
かいくぐってきたんですね。
今回の裁判では 水没歴を隠して
車を販売するのは
消費者契約法違反であり
契約を
解除できる根拠になると示された。
よかった。
はい。
ある意味では
画期的な裁判例だといえます。
(木村)よかった…。
年々 全国で増えている集中豪雨。
水没車であることを
隠して販売するケースは
今後も増えるとみられている。
何か… 悲しいですね。
悲しいです…。
もう 270万円 払っちゃったし。
危ない…! じゃあ ちょっと とても…。
さあ 今日はですね 専門家の皆さんにも
お集まりいただいております。
(木村)よろしくお願いいたします。
(パックン)お願いします。
まずはですね
JAF 日本自動車連盟の
栗原さん お願いします。
よろしくお願いします。
私たちJAFではですね 2020年度
水没関連だけで 2, 696回
出動しています。
ええっ!
確かに…。
では 我々が行った実験の映像を
ご覧いただきたいと思います。
はい!
(木村)これは深いですよ。
行け行け 行け行け!
ぐっと行け! 行ってしまえ!
行っちゃうんだ!
深いですよね 所さん。
行っちゃえ 行っちゃえ。
ところがですね
30mほど進んだところで
エンジンが止まって走行不能に
なってしまいました。
これ 原因はですね
マフラーやボンネットから
水が入ってしまったと。
これが エンジンが止まった
原因なんですね。
(パックン)所さん 佳乃さん。
どうも! パックンです。
はいよ。 何?
いや 今回の被害者
大変かわいそうだなと思いながらですね…
そうなんですか?
そうなんです。
そりゃ そうだよね。
疑って疑って買うのね。
そうなんですよ。
それがアメリカの普通で
そういう対策が必要だなと思うんですよ。
だから 僕は 日本で
「もっと細かいところまで教えて」とか
「契約書を交わしましょう」とか言うと
何? 僕のこと信用してないのか?
っていう目で見られちゃうんですよ。
ああ~…。
所さん 佳乃さん。
エコノミストの崔と申します。
(木村)崔さん よろしくお願いします。
(崔)お願いします。
先ほど
水没車の被害が深刻という話なんですが
実は 日本で発生する自然災害
いろんなものがあるんですけども
約7割が水害なんですよね。
近年は こんな所で水害が?
っていうことが
起きてるんですね。
そういう地域でほど
大きな被害も増えてきてる
っていう傾向なので
やっぱり…
確かに。
ああ そっか。
こちら!
(木村)おおっ!
今回 番組では 実際に
自分の車が水没してしまった女性から
話を聞くことができました。
実は 新車だったということで
大変落ち込んでいたところ
なんと その車を
買い取りますよという業者が
現れたんです。 おお おお…!
しかもですね さらに怪しいのが
高値で買い取りますよと
高値で売れたんです。
さっきの詐欺グループじゃないですか?
ちょっと疑っちゃいますよね。
うん。
それでは まいります。
所さん! 事件ですよ。
水没車が高値で売れたとは 本当なのか?
上野です。 よろしくお願いします。
女性の車が水没したのは3年前。
台風19号により 関東から東北にかけ
幅広い地域で
水害が発生したときのことだった。
水没車だね。
タイヤの上のぐらいまで
水が来ちゃって…。
車内は泥だらけ。
エンジンや電気系統も故障し
車は全く動かなくなってしまった。
泥だらけです。
新車だったんですよ これ。
修理しようにも
いくらかかるか分からない。
女性は すぐに
買い取り業者に連絡を入れたが
水没車は値が付かないと
断られたという。
ところが…。
そうしたら…
一体 なぜ
そんな高値で買い取られたのか?
何でなんだろ…?
真相を探るため 向かったのは
女性の水没車を買い取った業者のもと。
映して平気なんですよね。
(木村)本当だ。
この業者は 一体…。
(取材者)すいません。
ディレクターは いきなり
核心の質問をぶつけてみた。
いきなり聞くね おい!
当社は 水没車や損害車
取り扱っていますが
あの~… フフフ… すいません。
笑っちゃってるじゃない。
まさかの質問に 戸惑う担当者。
聞けば こちらの業者
全国35か所に 車両保管所を設置し…
ええ~!
集めた車は
水没の過去を告知したうえで
インターネットオークションで
販売しているというのだが…
売れるんですか?
だって 動かないんですよね?
(木村)あっ 海外!
聞けば 水没車を購入するのは
ほとんどが海外のバイヤーだという。
取り引きのある国や地域の数は
124にも上る。
中でも 一番 輸出している先が…。
ウラジオストクオフィスの文後です。
どうぞ よろしくお願いします。
(取材者)よろしくお願いいたします。
番組では
ロシアによる軍事侵攻前から
取材を開始。
ウラジオストクにおける
水没車事情を聞いた。
ウラジオストクは
富山 新潟とも
距離的に近くて
親日家が多くて…
聞けば 町なかを走る車の…
(木村)本当だ…!
(取材者)実際 その中に
水没車もあるんですかね?
(木村)ふ~ん! 知らなかった。
担当者によれば ウラジオストクに
着いた水没車は
地元の修理工場で数か月かけて
修理され 販売される。
水没車であっても日本車は
ロシア製に比べ 燃費が良く
壊れにくいと人気だという。
すごいね。 ロシア製の車は
水没車以下ってことでしょ?
実際に 日本の業者が輸出した水没車に
乗っている人に
会うこともできた。
二十歳の大学生…
見せてくれたのは
日本でも人気の四輪駆動車。
聞けば こちらの車は 3年前…
多いんですね…。
ウラジオストクで
3か月かけて修理された結果
今では
水没したときの面影は全くない。
(木村)寒いですもんね。
日本では
詐欺事件にも使われた水没車が
海外では 人々の暮らしを支える
存在になっているようだ。
そうですね。
あんな喜んでるんだから。
走行に問題ないって
おっしゃってましたもんね。
ホルコムさん
今回のウラジオストクでの取材
ロシアの軍事侵攻前から
行っていたって聞いてるんですけども
この…
今は どうなってるんですか?
ああ そうなんだ。
そりゃ そうですよね 今は…。
(崔)やっぱり それぐらい…
ロシアに進出している日本企業
自動車関連や製造業が多くて
347社 存在してるんですね。
さらには…
(パックン)所さん 佳乃さん。
車の話に戻していいですか?
戻して。
ありがとうございます。
日本の水没車がね ちょっと 海外で
人気っていう話題がありましたけど。
ほお ほお ほお…!
ちょっと見ていただけますか?
これ。 僕が小学校3年生のときに
お母さんが買った日本車です。
いいね!
いいね!
確かに。
古くてもいいし
変な話 アメリカの道 走ってると
窓ガラスが割れて
そこにビニールを張って
ガムテで留めて
そのまま走ってる車
定期的に見るじゃないですか。
(木村)見ます。
(パックン)それに対して…
なるほどね。
あっ 鋼太郎さん。
絶対に車を水没させたくない人に
朗報です。
…が開発されたんです。
何だろうね?
訪ねたのは 愛知県豊橋市にある
町工場。
こちらです。
はい。 何ですか? こちら。
一体 どうやって?
広げてみます。
ビニール状のシートを広げると…。
(取材者)車が来ましたね。
その上に…。
風呂敷みたいに
包んじゃうんじゃない?
シートを引っ張り上げて車全体を覆う。
ええ~!
ファスナーを閉めると…。
試しに
高圧洗浄機で水を吹きつけてみる。
その様子を 窓を開けた状態で
車内から撮影した。
水滴があるように見えるが
実は シートの外側。
内側には 全く 水が
しみ出していない。
(木村)なるほど。
水の侵入を完璧に防いでいたのは
こちらの…
網目の隙間は10万分の1mm。
空気は通すが水は通さない細かさだ。
このメッシュ生地は 13年前
PM2.5が社会問題になったとき
マスク用として
開発された。
近年 深刻化する水没車の被害を
少しでも減らそうと
マスク用の生地を
車カバーに転用したという。
価格は 軽乗用車で およそ10万円。
決して安くはないが
一日100件近い問い合わせが
来ることもあるという。
(木村)台風のときにね 備えて。
私たちのような…
愛車を守ってくれるこのカバー
すてきですね。
しかし ずぼらな私にとって
車にかぶせるのは ちょっと面倒かな。
どなたか ワンプッシュで
包んでくれるカバーを
開発してくれる人は
いないでしょうか?
募集中で~す。
そうですね。
ちゃんとやってくださいよ ああやって。
まあ そうですね…。
所さん 佳乃さん。 車はですね… あっ…!
かわいいですね 崔先生。
いいね!
車を水没から守るカバー
VTRでも登場しましたけども。
どうなってしまうのか?
どうなってしまうんでしょうね?
私たちが行った実験では…
…ということが分かったんですね。
(木村)60cmでも…。
(栗原)こうなると
窓ガラスを割って脱出するしか
方法はありませんけれども 試しに
ヘッドレスト 硬い
金属の所でたたいてみても
窓ガラス
割れなかったんですね。
頑丈だね。
頑丈ですね。
実はですね 車の窓ガラス
強化ガラスという特殊なガラスで
出来ていますので 普通のガラスの
3倍から5倍ぐらい強度があると
いわれているんですね。
(栗原)脱出するには専用のハンマーを
使う必要があります。
こちらのハンマーはですね
ホームセンターや
カー用品店などでも
販売してますので
車の中の手の届く所に置いておく
ということを推奨しています。
なるほど。
そういうものが用意されてないとね
あんなになっちゃったときは
慌てちゃうもんね。
焦りますもんね。
今回…
前にね 思ったことあるんですよ。
マフラーが詰まると
もう 排気できないから
止まっちゃうわけですよ。
だから マフラーに
マフラーシュノーケルっていうのを
誰かが作ってくれるといいんだよね。
シュノーケルと同じように
マフラーに挿すだけで
ちょっと
位置が上がりますよっていうのを。
俗に言う ヤンキー車が ちょっと
つけたようなやつですかね…。
巨大なマフラーありましたね。
そうそう…。
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