姫路の施設でレジオネラ症の発生

姫路市は市内の鉱山の坑道跡を利用した施設からレジオネラ菌が見つかり、利用者4人が肺炎で入院していると発表しました。

姫路市保健所によりますと、先月11日から20日までの間に安富町皆河にある「富栖の里」を利用した30代から80代の男女4人が肺炎などを発症して入院しましたが、現在は快方に向かっているということです。

検査の結果、坑道跡で「ラドン浴」を行う場所にある加湿器の吹き出し口からレジオネラ菌が見つかっていて、おととい患者が4人目に増えたことで、施設は7日と8日、臨時休業して点検・清掃を行うとしています。

レジオネラ菌の潜伏期間は2日から10日ほどで、発症すると発熱や咳などの症状が出ます。 保健所は症状がある場合、受診するよう呼び掛けています。

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