ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4月4日、ロシア軍の撤退後に多数の遺体が発見された首都キーウ近郊のブチャを視察し、国際社会に対してロシア軍による「ジェノサイド(集団殺害)」を認定するよう訴えた。
ブチャで見つかった遺体の中には、両手を縛られた状態で亡くなっている人もいた。防弾チョッキを着用し、軍関係者と共に同市を訪れたゼレンスキー氏は、報道陣に対し「毎日、わが国の戦闘員が領土を奪還すると、何が起きていたかを目の当たりにする」と言明。「これらの行為は戦争犯罪であり、世界によってジェノサイドと認定されるだろう」と語った。
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