出典:EPGの番組情報
奇跡体験!アンビリバボー誰もが気になるバズったアレの誰も知らない仰天秘密SP[字]
イカゲームにBiSH、中島みゆきからあの国民的アニメまで!超有名なアレにまつわる秘密が大集合!日本中を熱狂の渦に巻き込んだカーリング女子奇跡の実話も!
番組内容
◆Netflixで配信され大ヒットした韓国ドラマ「イカゲーム」!主演は韓国を代表するスター俳優のイ・ジョンジェ。彼の迫真の演技は自らの実体験から生まれたものだった!?
◆超人気バンド・マカロニえんぴつ!メンバーも知らなかった、ボーカルに隠された秘密とは!?
◆数多くのヒット曲を生みだしてきた中島みゆき!そんな彼女が作った楽曲の中で唯一、自らのルールに背いて作られ、大ヒットした曲とは!?
◆大ヒット
番組内容2
漫画の中で誕生したギャグのポーズ!実は、締切りに追われた天才漫画家が偶然生み出したものだった!?
◆世界の名作として知られるあの超有名アニメは、その原作を書いた作者の祖国や舞台となった国では全くの無名だった!?
◆超人気グループながら、2023年をもって解散を宣言したBiSH。話題の絶えないグループは、メンバーのオーディション時もアンビリバボーな行動連発だった!?
◆歌手を目指していたとある青年。
番組内容3
音楽仲間から「レコードデビューの合宿がある」とだまされ、訪れた軽井沢である男と運命的な出会いを果たす!そこで作られたバラード曲こそ、今や誰もが知るあの超有名ヒット曲だった!
◆今年の2月に日本初となる、銀メダルを獲得した女子カーリングチーム『ロコ・ソラーレ』。日本中を熱狂させたあのチームには、その礎を築いた知られざるバケモノたちがいた!など、あらゆるジャンルでバズった“アレ”の秘密が盛りだくさん!
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし
【スタジオメンバー】
剛力彩芽
バナナマン(設楽統 日村勇紀)
【スタジオゲスト】
天野ひろゆき(キャイ~ン)、井上咲楽、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、鈴木紗理奈
(五十音順)
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(株式会社E&W)
【演出】
藤村和憲(株式会社E&W) 山森正志(株式会社E&W) 三代川祐介(株式会社E&W) 谷悠里(株式会社E&W)
【編成企画】
上原寿一
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
株式会社E&Wジャンル :
バラエティ – その他
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 小栗
- 彼女
- 常呂町
- 設楽
- カーリング
- 本橋
- 日本
- 剛力
- 紗理奈
- 日村
- チーム
- 天野
- 当時
- 藤澤
- オリンピック
- ポーズ
- 地元
- 吉田
- 大ヒット
- 一人
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(山崎)不利だよね。
[Netflixで
シリーズ配信されている…]
[世界 94カ国で
ランキング 1位を獲得した
まさに 世界的 大ヒット ドラマ]
[主人公 ソン・ギフン役を
演じたのは イ・ジョンジェさん]
[国内外の映画祭で
数多くの 受賞歴がある…]
[うだつの上がらない生活から
命を懸けて 抜け出そうとする
主人公]
[彼の 迫真の演技も 大ヒットの
一つの要因なのですが…]
[実は
イ・ジョンジェさん自身が
かつて 『イカゲーム』さながらの
人生を 送っていたそうなんです]
[イ・ジョンジェさんが
小学生のころ
祖父が 国会議員選挙で
続けざまに 落選したことにより
生活が 激変]
[それまで 裕福だった家庭が
一気に 極貧に]
[トイレが 外にある 一間で
家族 4人が
一緒に 生活していたことも]
[そんな生活を 抜け出すために
彼が 人生を懸けて挑んだのが…]
[『イカゲーム』について
イ・ジョンジェさんは
次のように 語っています]
[自身の境遇が
作品の内容と 重なったことが
迫真の演技に
つながったのかもしれません]
[大ヒット ドラマ…]
[その裏には
イ・ジョンジェさんの
リアルな
人生ドラマが ありました]
♬「会いたいとかね、」
♬「そばに居たいとかね、
守りたいとか」
[マカえんの愛称で
今 大注目されているバンド…]
[音楽大学の同級生だった 4人が
2012年に結成し
ライブを中心に
活動を続けてきましたが…]
[おととしの
メジャーデビュー以来
ヒット曲を 連発]
[中でも ギター ボーカルの
はっとりさんは
バンドの ほとんどの曲の
作詞 作曲を 担当する他…]
[DISH//などの アーティストにも
楽曲を提供するほど
今や 音楽業界 大注目の
クリエーターの 一人です]
[しかし
そんな はっとりさんには…]
(一同)えっ? えーっ!?
[かつて バンドメンバー 全員の
度肝を抜いてしまったほどの
とんでもない秘密が
あったのです]
[それは…]
[そう。 彼の本名は
はっとりの 「は」の字もない…]
[はっとりというのは
彼が 高校生のときに…]
[ちなみに
その あだ名の由来は…]
[彼が 音楽を始める
きっかけとなるほど
影響を受けた バンド…]
[UNICORNが 1989年に発表した
アルバムの タイトルが
その名も…]
[このアルバムに
多大な影響を受けた 河野少年は
高校時代に 初めて
バンドを結成すると…]
[そして…]
(はっとり)もう 俺は…。
(はっとり)だから…。
[上京を機に 私生活でも
はっとりを名乗りだしたため…]
[長い間…]
[ちなみに はっとりさんの
Twitterには
アルバム 『服部』の
ジャケット画像が]
[さらに
アカウント名の 0512は
UNICORNの ボーカル…]
[そして その髪形も
民生さんが 90年代にしていた
髪形を まねしているのだとか]
[現在 音楽シーンを
席巻している マカロニえんぴつ]
[はっとりさんの ルーツには
奥田 民生さんへの
深過ぎる リスペクトが
あったのです]
♬「君と いるときの
僕が好きだ」
(設楽)そんなに 奥田 民生さんに
影響 受けたんだったら
「おくだ」って
名乗らなかったのかな。
(剛力)尊敬する人の名前は
やっぱり あれなんじゃないですか。
(設楽)でも 芸能界だって
たまに いるよね。
(天野)ウドちゃんもね 実家で
ウドって 呼ばれてるらしい。
(たけし)皆さん こんばんは。
BIGBOSS 北野です。
(たけし)今夜は…。
超有名な 大ヒット曲の
アンビリバボーな 誕生秘話から
日本中が熱狂した オリンピックの
知られざる裏側まで
ノンストップで お送りする
2時間を
心ゆくまで ご堪能ください。
それでは いってみよう。
BIGBOSS。
ビッグ。 こんにちは。
♬「ファイト!
冷たい 水の中を」
[シンガー・ソングライターとして
これまで
数多くの ヒット曲を
生みだしてきた…]
[他の アーティストへの
楽曲提供も多い
みゆきさんですが…]
[セルフカバーをするため
提供曲でも
自分で歌うことが できる曲に
することを 心掛けているそう]
[しかし あるとき
そんなマイルールに反して
うっかり…]
[制作当時を 中島みゆきさんは
こう 振り返ります]
[彼女の言う
がっつり系な部分というのが
曲 後半にある このパート]
[それでも…]
[歌う上で
ネックになったのは…]
[そこで…]
(宮下)♬「何の試験の 時間なんだ」
(みゆき)♬「何を裁く 秤なんだ」
(宮下)
♬「何を狙って 付き合うんだ」
(みゆき)
♬「何が 船を動かすんだ」
[コンサートでは ボーカリストの
宮下 文一さんと
交互に歌う演出に 変えて
披露したのです]
[大ヒット曲 『宙船』の
裏側には…]
[そして みゆきさんの
制作曲に対する
強い愛があったのです]
あそこ 確かに
すごいんすよね。
カラオケで歌ったこと
ありますか?
(天野)あります。
(設楽)あれ 大変なんすよね。
(天野)それでね
気合 入れてやるとね
早めに 終わっちゃうの。
(設楽)確かに 息継ぎ できない。
今 ちょっと 軽くやったら。
(天野)「秤」
漢字で つまずいてる。
[それは
今から 60年ほど前のこと]
[当時 売り出し中だった
ある 若手の ギャグ漫画家は
悩んでいた]
[このとき 連載していた作品に
登場する 脇役キャラクターに
決めポーズを 作りたいと
思ったのだが…]
[インパクトがあり
キレのいい ポーズが
どうしても 思い浮かばなかった]
[そこで…]
[だが これと思えるほど
面白いものは
なかなか 出てこない]
[納得のいくものが
見つからないまま
締め切りが 迫っていた]
[そして…]
[ついに 漫画家自身も
実際に 体を動かしながら
ポーズを考えようと 立ち上がり
一歩 踏み出そうとした]
[そのときだった]
(缶を開ける音)プシュッ
(店員)カツカレー大!
(ビールを注ぐ音)
(おじさん)おばちゃん カツカレー
<「金麦ザ・ラガー」の新!>
(香川)赤コーナー 安定 いつものビール!
(堺)青コーナー 糖質ゼロ「パーフェクトサントリービール」!
(2人)レディ… カン!
はいはいはい うんうん
うー!!! まー!!!
<新「パーフェクトサントリービール」誕生>
はっはっは!
これは予想外!
[新キャラの ポーズを
考えるため
漫画家自身が 立ち上がった
そのときだった]
[足を 踏み出そうとした瞬間…]
[だが…]
[そのとき
偶然 取った 体勢が…]
そんなに 面白いか?
[こうして 偶然の産物ながら
ついに 全員が納得の
面白ポーズが 誕生したかに
思えたのだが…]
(一同)えっ?
[なぜか 漫画家は 突然
アシスタントたちを
外に 連れ出した]
[そして 彼らが
向かった場所は…]
[そう。 確かに あの場では
全員 爆笑の 面白ポーズだと
思われたが
それは…]
[そこで 実際に 園内を歩く人に
声を掛け
そのポーズを
披露してみることにしたのだ]
[すると…]
[一人 残らず…]
[こうして
確信を得た 漫画家は…]
[すると…]
[編み出された ポーズは
読者の大反響を 呼び
漫画自体も…]
[靴下が 脱げかけた
ハプニングから 偶然 生まれた
国民的 人気漫画の 決めポーズ]
[それは…]
(イヤミ)「シェー!」
(イヤミ)「シェー!」
(イヤミ)「シェー!」
[そう。 『おそ松くん』に登場する
人気キャラクター
イヤミの 代表的な ポーズ]
[生みの親は もちろん
ギャグ漫画の巨匠…]
[そして
「シェー!」をしているときの
イヤミの足を 見てみると…]
[あのときの 赤塚先生の
脱げかけた靴下が しっかりと
再現されていることが
分かる]
[近年 六つ子たちの
成人後を描いた アニメ
『おそ松さん』が ヒット]
[今も 多くの人たちに
親しまれている
この 「シェー!」ポーズは…]
[巨匠 赤塚 不二夫の
笑いへの探求心と
奇跡の偶然が
生んだ…]
(剛力)さあ 今夜は…。
早速 たくさん 秘密も
出てきましたが。
今夜は
2時間スペシャルと いうことで
素晴らしいゲストも
お招きしています。
どうぞ よろしく お願いします。
(一同)お願いします。
(咲楽)よろしく お願いします。
(剛力)まさかの。
やっぱ もう 皆さん
知ってましたね。 「シェー!」は。
(設楽)ギャグって やっぱ すごいね。
(日村)ギャグ すごいよ。
(剛力)でも 天野さんといえば
ポーズ ありますから…。
(設楽)そうだ。
天野さんといえば もう。
(天野)あれはね ウドちゃんがね
ずっと トシちゃんに憧れて
写真とか 雑誌とかで
取材とか受けると
ずっと アイドルの
ポーズみたいなの やってたの。
その中の 一つに
こういうのがあって。
そしたら いろんな人が
やってくれて 当時。
Jリーグで シュート決めたら
選手が やってたりとか。
ジャイアント馬場さんが
昔 バラエティーで
一緒になったときに
キャイ~ンのチームと
一緒になって
「馬場さん
やってくれますか?」っつったら
「はい。 いいですよ」っつって
こうやって やってるの。
「はい」
(紗理奈)裏返しただけや。
[今や 誰もが知る
ある国民的アニメ番組ですが…]
[実は
主人公の声優 決定には…]
[子供のころから
声優を志していた 彼女]
[21歳で 声優デビューを
果たしたものの…]
[オーディションに
挑戦しても…]
[まれに 合格しても
出番の少ない役ばかりでした]
[あるときには…]
(男性)はい。
[そう 決めた 矢先のこと]
はい。
♬~ (余)事実 40代は平均1本
歯が抜けている
それが50代で3本
60代で6本 と増えていく
歯槽膿漏は歯が抜ける最大の原因 だから
《そうなる前に 「デントヘルス」》
ライオン史上
最大濃度の薬用成分配合
歯槽膿漏トータルケア!
今ある歯を1本でも多く守る
♬~「デントヘルス」 10, 000名に当たる!
(男性)よかったな。
[何と これで
最後にするつもりだった
オーディションで…]
[そして 数カ月後 その…]
[彼女も…]
[その アニメとは…]
(まる子)「私も 一人じゃ
すぐ くじけちゃいそうだけど
お母さんとなら 頑張れるかも」
[原作者 さくら ももこさんの
体験を基に
小学3年生を 主人公に描いた
大ヒット漫画を アニメ化した
この作品]
[日本の テレビアニメとしては
歴代1位の記録
最高視聴率 39.9%を
たたきだしました]
[主人公 まる子の声を
演じているのは…]
[そう]
[主役になれない声とまで
言われた 彼女が 合格した理由]
[それは…]
[録音された 彼女の声を聞いた
さくらさん 本人が…]
[そんな彼女に
初めて さくらさんと
会ったときのことを
聞いてみました]
[さくらさんは 4年前
多くの人に 惜しまれながら
病気で この世を去りましたが
国民的 人気アニメ
『ちびまる子ちゃん』は
今も TARAKOさんの声で
元気いっぱいに
生き続けているのです]
(紗理奈)アニメになる前から
漫画で見てて。
読んでたんだ。
(紗理奈)何? この漫画。
めちゃめちゃ 面白い。
何なら ちょっと
クラスとかでも
勉強も できないし
ちょっと 何か
駄目な子が 勇気…。
こんな だらしなくても
まるちゃんも 一緒やし みたいな。
結構 勇気づけられて。
まるちゃんが 言ってるから
大丈夫みたいに
勇気づけられて。
アニメ化されたときに
まるちゃんの声が
初めて 聞こえてきて
「うわ。 イメージと ぴったり」と
思って。
何年も 漫画で読んでた
まるちゃんを
裏切らなかったんですよね。
だから ご本人の声に
近いっていうのは
やっぱね そのキャラクターに
合った声っていうふうに
なってるのかなっていう。
(剛力)すごいですね。
ちなみに TARAKOさん。
(設楽)TARAKOさん?
TARAKOさんなんです。
(設楽)俺 TARAKOさんだと…。
(日村)俺も TARAKOさん。
(剛力)名前の由来は
学生時代に
『サザエさん』に 出てくる
タラちゃんに 話し方が似ている。
(天野)そこ?
(剛力)それに タラちゃんの
「タラ」に 「子」を付けて
「TARAKO」という 芸名になった。
(日村)すげえ。
そのために イントネーションは よく
間違えられてるそうなんですが
TARAKOなんです。
(日村)へえー。 すごいじゃん。
何 さらっと そんな すごい情報。
♬「だから 僕は 待って待って
未来を 待って」
[6人組 ガールズグループ…]
[昨年 『紅白』に
初出場したかと 思えば…]
[2023年をもっての
解散を 宣言するなど
話題の絶えない 彼女たち]
[実は その結成の裏には…]
[強烈な個性を放つ
6人の中でも
圧倒的な歌唱力を 発揮し
ほぼ 全楽曲の振り付けも
担当する
BiSHの 絶対的エース…]
[まさに グループに
なくてはならない…]
[なのですが…]
[グループ結成に際して 行われた
オーディションで
歌唱審査が 行われたときのこと]
[時間の都合もあり 参加者は
ワンコーラスだけを 歌うよう
指示されたのですが…]
[そう。 参加者たちが きちんと
ワンコーラスで 終わらせる中
アイナさんは 1曲 丸ごと
4分間…]
[しかし この やる気は…]
[グループの
総合プロデューサーと
音楽プロデューサーは…]
[と 不合格判定]
[プロデューサー 2人が
揃って 不合格を出した以上…]
[…のはずだったのですが]
[そう 言って 止めたのは…]
[アイナさんの表現力に
光るものを感じた 彼は
とにかく 自分の作った衣装を
彼女に着せてみたいと
2人の プロデューサーを…]
[すると…]
[外林さんの情熱に
プロデューサーたちも 根負け]
[落選 確定の状況から 一転…]
[説得の成功について
外林さん ご本人に伺うと…]
(外林)
僕の やりたいことがある子が
入ってれば…。
[とのこと]
[しかし デビューするや いなや
BiSHは
アイナさんの 圧倒的な歌唱力と
パフォーマンスで 注目を集め…]
[そして…]
[アイナさんが 一人で
BiSHの代表曲
『オーケストラ』を歌う 動画が
驚異の 1, 300万回再生を 記録]
[今や…]
[ちなみに
このオーディションには 同じく
BiSHのメンバーとなった
モモコグミカンパニーさんも
参加していたのですが…]
[実は 彼女
そもそも 芸能活動に
まったく 興味がなく
このときも 受かる気 ゼロで
臨んでいたのだそう]
[では…]
[ご本人に 聞いてみると…]
[そう。 実は モモコさん
ことし 小説家としても
デビューを飾るほどの 文学女子]
[当時から 自身の創作活動に
役立つかもしれないと
アイドルに なりたい人たちの
様子を 観察するために
オーディションに
潜入していたんだそう]
[メンバー全員
わが道を 進みまくる
超 個性派集団 BiSH]
[2023年の解散まで…]
何か オーディションって
結構 芸能界の人に聞くと
いろんな逸話とか ありますよね。
(日村)そうだね。 確かにね。
(剛力)井上君は ジャニーズの
オーディションとかは どうですか?
(井上)僕は そうですね。
オーディション 受けたんですけど。
ダンスの審査が ありまして
ダンスを 踊ったら
そのまま グループ 結成して
その当日に。
(日村)えっ? 当日?
(井上)当日に グループを 結成して。
そのまま 雑誌の取材に
3カ所 回らされて。
そんなことあんの?
(日村)マジで?
当時 小学生だったんです。
小学校3年生で。
もう 何が 何か 分からず…。
(設楽)小3で もう?
小3です。
小3で その 4カ月後には
『紅白』出場みたいな。
(一同)えっ!? すげえ!
(設楽)エリートだな。
(天野)全てを 手に入れてる。
全然。 ただ その 『紅白』の
すごみも分からず
ただ ぽつん みたいな。
そうなんですよ。
(一同)すごっ。 すげえ。 すごい。
(井上)もう 訳も分からず。
(剛力)紗理奈さんは?
私は
全日本国民的美少女コンテストで
この世界に 入ったんです。
(天野)そういう設定?
(紗理奈)違う…。
(天野)そういう世界観?
(紗理奈)ホントに 受かって
演技部門賞を もらい
芸能界に 入ったんですよ。
だから 彩芽ちゃんは
後輩で 彩芽やから。
(剛力)そう。 私 先輩…。
(一同)そうか。 えっ? 同じ?
(日村)剛力ちゃんと 同じライン?
(紗理奈)出は 同じなのよ。
だいぶ 違うけどね。
オスカーさんは 私が
美少女コンテストやと いうことを
いまだに ひた隠しにしてます。
[フジテレビの とある連ドラの
打ち上げ会場]
[お酒を飲まないため 会場の隅で
お茶を飲む 脚本家に
フジテレビの 企画担当者が
話し掛けた]
[2人は
会議では 何度も話していたが…]
えっ!? 私もです。
[年齢も ほぼ 一緒の 2人]
[昔 どはまりした ドラマが
偶然 一緒だった]
[かつて 夢中になった
ドラマの話で盛り上がった 2人]
[そして 日本に
これまで なかった…]
[それは…]
[すると 脚本家は
こんな提案をした]
[大物俳優を 口説くために
断られれば
無駄になるのを 承知で
1話分の脚本を 書きますと]
[それから 程なく…]
[果たして 打ち上げの席での
会話が きっかけで 誕生した
傑作ドラマとは いったい…]
[そう。 高視聴率を 連発し
日本人なら 誰もが知る
大ヒットドラマとなった
『古畑任三郎』]
[主演は もちろん 田村 正和]
[そして…]
[その全ての脚本を
執筆した人物が…]
[当時のことを よく 知る
お二人に
名作ドラマ誕生の 裏側について
聞いた]
[1968年に
アメリカで 放送されるや…]
[最初に 完全犯罪を たくらむ
犯人の 犯行の詳細を
視聴者に 見せ…]
[その犯人の 犯したミスを
手掛かりに
刑事が 追い詰めていく
倒叙形式と 呼ばれる
斬新な手法で 作られた
ドラマだった]
[そこで
三谷さんと 石原さんも
これまで 日本にはなかった
新しいドラマを作ろうと 決意]
[だが…]
(古畑)「この謎が解けたとき
同時に もう一つの謎も
解決されるはずです。 すなわち…」
[しかし 制作されたドラマは
大ヒットを記録]
[その要因について お二人は…]
「これです」
(石原)あの 古畑的な…。
[打ち上げの席で 偶然
趣味が合い 弾んだ会話]
[もし このとき
2人が 話をしていなかったら
日本に 『古畑任三郎』は
誕生していなかったに 違いない]
[今から 52年前]
[絶大な人気を 誇った
スポーツ漫画が
アニメ化されるときのこと]
[だが…]
[試しどりに呼ばれた 彼は…]
[なぜなら…]
[主題歌を 作詞したのは…]
[言葉の錬金術師と 呼ばれ
世界的な評価も 高い
巨匠だったからだ]
[イメージと 違ったら
降ろされるかも]
[極度に 緊張しながら
歌い始めると…]
[だが その後…]
[とんでもないことが]
[「ルルル」の後に つながる…]
[テンションが 上がり過ぎて
「ルルル」の後に つながる…]
[そのとき 彼は…]
[何と そのまま…]
[巨匠の歌詞を
勝手に変えてしまう 最悪の事態]
[そう 思ったのだが…]
[何と 作曲家の 八木 正生氏が
そのアドリブを 称賛]
[さらに…]
[作詞をした 寺山さんも
それもありかと 納得したという]
[こうして 苦し紛れのアドリブが
そのまま 採用され
世界的な巨匠の 歌詞を
変更させてしまったのだ]
[放送が 始まると…]
[オープニング曲は…]
[その曲こそ…]
(紗理奈)早く。
早く。 待てない。 待てない。
♬~
[『あしたのジョー』]
[放送を 重ねるごとに…]
[社会現象にまでなった]
[そんな大ヒット作品の
主題歌を 歌ったのは…]
[尾藤さんが スキャットを延ばし
乗り切ったというのが この部分]
[しかし ここには 本来…]
[いったい…]
[名曲 『あしたのジョー』に
もともと 存在していた歌詞とは
どんなものだったのか?]
[実は 2年前 アニメ化 50周年を
記念した イベントで
もともとの予定だった 歌詞を
尾藤さん自身が 明かした
映像が 残っている]
[そう。 もともとの歌詞は…]
[確かに これは これで
とてもいいが 当時は…]
(設楽)こんな秘密が あるなんて
すごい 今 何か うれしい。
(剛力)あら。
(設楽)あそこの 「ルルルル…」が
いいんですよね。 でも そんな…。
忘れちゃったとは 知らなかった。
(剛力)最初の 「ルルルル…」は
あったけど
その後 足したっていう。
「ルルルル…」は あったんだ
最初の 4つの「ルルルル…」は。
あの後も 「ルルルル…」の方が
何か 含ませてる感じで
いい…。
(天野)哀愁があるみたいなね。
[数多くのヒット曲を 持つ…]
[友人たちと バンドは
組んでいたが…]
[ここから 仮に 3人の名を
担当している
パートに合わせて…]
[そう 呼ぶことにする]
[高校 卒業後…]
[上京後 ギターさんと
ピアノさんが…]
[そこで…]
≪あっ。
おおー。
[そこに いたのは
ボーカルさん]
[大都会 東京で…]
[実は ボーカルさん…]
[ばらばらになるはずだった
3人が…]
[週末になると
お互いの家に 集まっては
たわいのないことで 盛り上がり
やがて…]
[だが…]
[組んだばかりの バンドの
ライブ]
[彼らの…]
[それでも 何とか
ステージを 盛り上げたい]
[そう 思った
ボーカルさんが…]
[と 宣言]
[当時の アマチュアバンドの
憧れの オーディション番組で
高視聴率を 獲得し
一大ブームを 巻き起こしていた…]
[このこと]
[だが…]
[そう。 これは
間を つなぐための 出任せ]
[彼らは 番組に
出演するどころか…]
[ところが その後 出演の噂が
周囲に 広がってしまい…]
[厳密には 出演しなければ
嘘なのだが
せめて 応募だけは しておこう。
そう 考え…]
[すると…]
[さらに…]
[あれよ あれよと
勝ち抜き続け…]
[ついに…]
[この 奇跡のような
バンドこそ…]
[この映像は 初めて
『イカ天』に 出演したときのもの]
[歌ったのは…]
[以来 32年。 数々のヒット曲を
生みだしてきた 彼ら]
[音楽で 地域や世代を つなぐ
懸け橋になりたいという 思いは
今も ブレない]
[そして その 始まりの裏には
まさに 「嘘から まこと」]
[ボーカル 比嘉さんの…]
(設楽)BEGINだ。
(剛力)そうなんです。 BEGINさん。
『恋しくて』が いきなり 最初?
(日村)ヤバいね。
(日村)すごい スタート。
(設楽)出来上がってたね。
(設楽)やっぱ でも 東京で
出会うっていうのが 運命だよね。
偶然 電器屋さんで 会うのも。
(日村)ホントだね。
[中学生のときに…]
[その思いを
家族に伝えたときに
父親から ある約束を
させられてしまう]
[このとき 彼は 18歳]
[19歳の春に 上京]
[曲を作りながら
バイトに 明け暮れる日々]
[そんなとき…]
(2人)レコードデビュー。 やった。
合宿…。 お願いします。
[青年は 東京でのバイトを辞め
軽井沢へと 乗り込んだ]
[すると…]
(男性)バイト。 いこう。
いっぱい お金 稼ぐ。
いっぱい お金 稼ぐ。
[そう]
[実は…]
[彼は 渋々
バイトを 始めることに]
[しかし この出来事が 後の…]
[彼の名前は 大木 誠]
[青年は…]
[バイトが 終わると…]
[そして 夏が終わる前に 2人は
あるバラードを 完成させた]
[その曲に 大きな手応えを
感じた 2人は…]
[だが…]
[青年は…]
[それでも
落ち込んでは いられないと
当時 大人気だった オーディション番組
『スター誕生!』に応募]
[見事…]
[決勝大会には ほぼ全ての
レコード会社や 芸能事務所が
原石を求めて 参加していた]
[だが…]
[結果 どこからも
声は かからなかった]
[しかし 彼の心は
まだ 折れていなかった]
[今度は…]
[そして…]
[音楽関係者を 見つけると…]
[地道な プロモーションを
続けた]
[だが…]
[それでも ついに ある日]
[大手レコード会社の
担当者から
デモテープの感想を 聞ける
チャンスを得た]
[すると…]
[そう 評価されたのは…]
[かつて…]
[そして…]
[こうして…]
[その後も 精力的に
ライブ活動を 続けるなど
プロになるために まい進]
[だが あと一歩のところで
デビューできないまま
タイムリミットは刻一刻と近づいていた]
[そして…]
[彼は ラストチャンスとも
いうべき…]
[歌ったのは もちろん
この5年間 常に
大切に 歌い続けてきた
大木との共作である
あのバラードだった]
[そして…]
[見事…]
[ついに 青年は…]
[そのデビュー曲こそ…]
[この曲だ]
(設楽)えっ? 誰?
(紗理奈)待てない。 5秒が。
♬~
[そして このレコードが
発売された日の朝]
もしもし?
[実は この曲で
デビューが 決まったとき…]
[だが 大木さんは…]
[結果 ソロ歌手として
デビューすることとなった
永さんだが 2人の夢だった
デビューレコードの 盤面には…]
[しっかりと 盟友 大木さんの
名前が 記されている]
[その後も
永さんと 大木さんは
コンサート会場で 顔を合わすなど
交流が続いた]
[ことし 1月 病気で逝去]
[今回 明さんへの
取材で
この一連の出来事について
こう 回答があった]
(紗理奈)すごい。
(日村)ちょっと すごいな これ。
(剛力)こんな 秘密が ありました。
(設楽)ちょっと 泣いちゃった。
(日村)これ ヤバいよね。
(紗理奈)ヤバいです。
きらきらで。
子供のころから 見てて ホントに
きらきらしてる 芸能人の方が
こういう苦労が あって
誰かとの出会いで 運命が
左右されたりするの 見ると…。
ねっ。 きらきらした世界から
浮かばない あれが ちょっと。
(設楽)作詞が 大木さんってね。
(紗理奈)何にも 知らなかったわ。
(設楽)軽井沢 行こうって
誘ってくれた…。
あれは 嘘だったけど
そこで できたのが 『レイニー ブルー』
あの名曲…。
(紗理奈)嘘つきの 大阪人ね。
大阪人のイメージ また 悪くなる。
[その作品を 生みだしたのは
ウィーダこと…]
[きっかけは 彼女が…]
[旅先で…]
[子供のころから
動物好きだった 彼女は
その 哀れな光景に 心を痛め
帰国後 一気に
ある物語を 書きあげます]
[ですが…]
[その小説は
彼女の母国 イギリスや
物語の舞台となった 国で…]
[ところが 100年後]
[彼女の書いた その小説は
日本では 知らぬ人が
いないほどの 名作となり
さらに アニメ化もされ
大ヒットすることに なるのです]
[作者の母国 イギリスでは
知られていない
日本における 大ヒット作品。
それが…]
(設楽)あれじゃない?
(日村)うん。 それ。
[そう。 皆さん ご存じ…]
[画家を 夢見る 少年 ネロと
荷車犬だった パトラッシュの
絆を描いた 物語は
名作中の名作として 知られ
今なお 愛され続けています]
[しかし…]
[実は この小説は 人気作家だった
ウィーダの 数ある作品の中で
祖国 イギリスや
舞台となった ベルギーでは…]
[そんな作品が…]
[今から…]
[当時 ニューヨークにいた
外交官の
本田 増次郎が 新聞で
ウィーダの死と
小説 『フランダースの犬』の
存在を知り
読んでみると…]
[日本にいる 友人の編集者に
送ったところ
彼も 大いに 気に入り
すぐさま…]
[子供たちに 愛され
版を重ね…]
[47年前 欧米の児童文学を
紹介する アニメシリーズ
「世界名作劇場」の 第1弾として
放送されたところ…]
[その結果…]
[ネロが 一目 見たいと 願った
ルーベンスの絵が 展示されている
アントワープの 聖母大聖堂に…]
[そう。 超名作
『フランダースの犬』は
日本で バズったことを
きっかけに…]
(解説)大丈夫ですね。
[この種目…]
[彼女たちの活躍と
その 印象的な スマイルは
コロナ禍で 沈みがちな
われわれに…]
[そんな…]
[人口 4, 000人に満たない…]
[サロマ湖と オホーツク海に 面した…]
[メンバーの 鈴木 夕湖と
吉田 知那美 夕梨花の姉妹は
この 常呂町 出身であり
さらに チームの司令塔を 務めた
藤澤 五月も
同じ 北見市内の 出身である]
[世界の強豪が ひしめく
オリンピックで
いったい なぜ…]
[そこには カーリングという
未知の競技を
日本で 普及させた
一人の男の情熱と
その思いを 受け継いだ
あるスター選手の
古里への 強い思いが あった]
♬~ チキンかじり虫~
♬~ チキンかじり虫~
<子どものおやつに!>
<おつまみに!>
<塩分ひかえめ!>
<そのまま かじる専用!>
♬~
<『0秒チキンラーメン』!>
[カーリングが 誕生したのは
今から 500年以上前の
スコットランドと いわれる]
[その後 カナダや アメリカでは
冬のスポーツとして
定着していったのだが…]
[日本での
普及の きっかけとなったのは
今から 42年前]
[北海道 池田町での
講習会だった]
[そこに…]
[酒店を経営する 小栗 祐治]
[新しもの好きだった 彼は
聞いたことのない スポーツの
講習会と知り 駆け付けたのだ]
(女性)すごい。
[そのとき 小栗は ひらめいた]
[小栗が そう 思ったのには
理由があった]
[常呂町は 冬になると…]
[海も地面も 凍り付き
漁業も 農業も できなくなる]
[人々は 出稼ぎに行くか
家に 閉じこもることしかできず
町には 活気が なかった]
[町を 盛り上げるには
新しい何かが 必要だと
常々 思っていたのだ]
[小栗は 講習会で
カーリングについての
様々な情報を 聞き出すと…]
[早速 常呂町に戻り
町民を集めた]
[それは 手作りの
ストーンもどき]
[本物のストーンは 海外から
取り寄せる 必要があり…]
[そこで 墓石工場で
ビアだるなどを
カットしてもらい
取っ手をつけた 手作りの
ストーンを 用意したのだ]
[また 氷の表面を スイープする
ブルームは
竹ぼうきや 掃除用の 毛ブラシで
代用した]
[小栗は 町民を
その気にさせるのが うまかった]
[こうした デモンストレーションを
続けているうちに
噂を 聞き付け
長い冬に 退屈していた者たちが
集まり始めた]
[女性や 子供 高齢者にも
できるとあって
参加者は 徐々に増えていった]
[そうなると
問題は 場所だった]
[最初は 屋外スケート場などを
使っていたのだが
参加者が 増えていくにつれ
専用のリンクが
必要になったのだ]
[小栗は 早速 町の人々に
協力してもらい…]
[氷は 一度に 大量の水を入れて
作ろうとすると
上から 固まっていくため
気泡が できたり
表面が 凸凹に
なったりしてしまう]
[リンクとして 使用できる
氷を作るには
30分置きに 少しずつ
水を張っては 固め
張っては 固めという 作業を
繰り返さなければ ならない]
[それには…]
[さぞや 不満が噴出するかと
思いきや…]
(男性)ああー。 寒い。
(一同)ああー。 しばれる。
お疲れ。
[自然と…]
[冬場 家に閉じこもりがちだった
町の人々にとっては
思わぬ楽しみと なったのだ]
[その後 小栗は…]
[町役場に 掛け合い
海外から ストーンなどの
カーリング用具 一式を
取り寄せたり
カナダから 世界チャンピオンを
招いて 講習会を開いたりと
精力的な活動を
何年も 続けるうちに
小栗は 日本カーリング界の
第一人者として
本場 カナダの雑誌に
取り上げられるまでに]
[そして このころから 小栗は
次なる夢を 見るようになる]
[町民たちからすれば
小栗の言葉は 雲を つかむような
夢物語にしか 思えなかった]
[しかし 小栗が カーリングを
常呂町に持ち込んでから 7年後]
[そんな夢に向けて
大きく前進する出来事が 起こる]
♬~ (余)事実 40代は平均1本
歯が抜けている
それが50代で3本
60代で6本 と増えていく
歯槽膿漏は歯が抜ける最大の原因 だから
《そうなる前に 「デントヘルス」》
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[小栗が カーリングを
常呂町に持ち込んでから 7年後]
[競技の 国際的な
盛り上がりも あって
日本でも 国体で
カーリングが 実施されることに]
[その会場として 長年 独自の
カーリング文化を 育んできた
小栗のいる 常呂町に
国内初の 屋内カーリング場が
建設されたのだ]
[その後 常呂町では
その施設を使い…]
[さらに 中学 高校でも
採用されるようになり…]
[小栗は このチャンスを
見逃さなかった]
[運動神経のいい子を
見つけると…]
[熱心に教える 小栗のことを
子供たちは
小栗の おじさんと 呼び
慕った]
[そして
そんな活動を 始めてから
およそ 10年の月日が
流れたころ]
[ついに 小栗が 長年 抱き続けた
あの夢が 現実となる]
[そして…]
[オリンピック 日本代表選手
10人の中に
常呂町 出身者が
5人も 選ばれたのである]
[その全員が
小栗の 愛弟子だった]
[町から オリンピック選手を出し
町を 活気づける]
[小栗の…]
[その後も 常呂町は
オリンピック選手を 次々と輩出]
[そして オリンピックでの
日本チームの活躍により
マイナースポーツだった
カーリングの 注目度も
飛躍的に 上がっていった]
[小栗の情熱は
着実に 実を結んでいた]
[だが そんな中…]
[今から 12年前]
[常呂町 出身の
オリンピック選手が下した ある決断が
大きく 報じられた]
[彼女の名前は 本橋 麻里]
[12歳のとき 小栗に見いだされて
カーリングを始めた 本橋は
めきめきと 頭角を現すと…]
[19歳の若さで
当時 日本 最強だった
チーム青森に 加入]
[最年少メンバーとして トリノ
バンクーバーと
二度の オリンピックに出場した
スター選手だった]
[だが…]
(本橋)5年間
活動させていただいた
チーム青森を
離れる決意を いたしました。
[バンクーバー オリンピックの
終了から わずか 半年後]
[本橋は チーム青森を離れ
地元の 常呂町で 新チームを
結成すると 宣言したのだ]
[しかし 彼女は このとき 24歳]
[いったい…]
[そこには 常呂町で
カーリングと出合い 常呂町から
世界に 羽ばたいていった者にしか
分からない
複雑な思いが あった]
(一同)クリスタル ジャパン。
[それは
多くの オリンピック選手が
聖地 常呂町の
出身でありながら…]
[実は チームを強化し
世界と 渡り合っていくには
練習時間や 場所の確保の他に
海外への遠征費など…]
[従って 当時の日本にあった
カーリングの 強豪チームは
その ほとんどが 都市に
本拠を構える 実業団チーム]
[人口 4, 000人に 満たない
常呂町に
大企業など あるわけもなく
選手たちが…]
[できることなら 生まれ育ち
カーリングと出合い
カーリングを 好きになった
常呂町で 戦いたい]
[そんな思いから 彼女が作った
新チーム。 それが…]
[そう]
[「ロコ」は
「常呂っ子」の 「ロコ」]
[「ソラーレ」は イタリア語で
「太陽」を 意味する]
[常呂町から 太陽のような
輝きを持った チームをという
願いを 名前に込めた]
[だが 問題は 山積していた]
[常呂町に 大口の
スポンサーは ない]
[彼女は 小口の スポンサーを
多く 集めるため
慣れないスーツに 着替えて
北海道中を 奔走]
[支援を 呼び掛けた]
[また 結成メンバーには
後に メダリストとなる
当時 高校生だった
吉田 夕梨花や
高専で バイオを研究し カーリングを
続ける予定では なかった
鈴木 夕湖の 姿もあった。
だが…]
[日本の トップレベルで活躍する
有力選手たちは
すでに ほとんどが 都市部にある
強豪チームに 所属していたため
チーム結成から 数年は
苦戦が続いた]
[強くなって…]
[本橋には 焦りに近い
思いもあった]
[ところが…]
[ある日 支援を募りに行った
企業の担当者から 聞かされた
意外な言葉が 彼女の考えを
大きく 変えることになる]
[求められていたのは
強さだけでは なかった]
[オリンピックは 4年に一度。
そこでだけ ブームになっても
本当の意味で
町の活性化には つながらない]
[彼の言葉に 打たれた 本橋は
チームの強化だけでなく
地元の イベントや
カーリング教室にも 力を入れていく]
[この町の選手や
ここで暮らす 人々が
長く 楽しく カーリングを
ずっと 続けていけること]
[それが 最終的な目標であると
あらためて 気付かされたからだ]
[そして チーム結成から
4年がたった ある日のこと]
[本橋は そのとき 地元に
帰ってきていた ある選手と
喫茶店で 会っていた。
それが…]
(本橋)ごめんね。
遅くなっちゃって。
[今回の オリンピックでも
天真らんまんな 笑顔で
日本中を 魅了した
吉田 知那美だった]
[その年 吉田は
所属する 札幌の
北海道銀行フォルティウスで
日本代表となり
ソチ オリンピックに 出場]
[活躍を見せたものの…]
[大会終了直後に
チームから 戦力外通告を受け
失意のまま 地元に
帰ってきていたのだ]
[吉田は このとき カーリングから
離れることも 考えていたという]
[そんな彼女に 本橋は…]
[このとき 彼女は あらためて
強さだけを
追い求めるわけではない
チームコンセプトを 伝えた上で
こう 吉田を 誘ったという]
[こうして 吉田 知那美が
ロコ・ソラーレに 加わった]
[そして 翌年]
[また一人 傷つき
地元に 戻ってきた選手が いた]
[今や 世界の藤澤と 称される
日本の司令塔 藤澤 五月である]
[藤澤は ジュニア時代から
天才と呼ばれ
強豪 中部電力の エースとして
活躍していた]
[だが 一人で 全てを
背負い込んでしまう 性格から
重圧に 耐えられず…]
[エースとしての 責任感から…]
[失意のまま チームを去り
地元に 帰っていたのだ]
[そして 本橋は ここでも]
[こうして 藤澤も
チームに 加入することになった]
[だが 実は 藤澤を
加入させたという 事実は
本橋にとっても 重大な決断を
迫るものだった]
[本橋と 藤澤は 同じ司令塔。
スキップという ポジションを
務めていたのである]
[天才と呼ばれる 藤澤を
誘う以上
試合に出るのは 藤澤になる]
[つまり…]
[だが…]
(本橋)ねっ。
[ロコ・ソラーレでは
エースが 一人で 責任を
背負い込まなくていい]
[チームには かつて
所属先が なかったり
続けるか 悩んだりと
カーリングで 苦しみを
味わった メンバーばかり]
[皆 カーリングの つらさを
知っているからこそ
誰よりも 楽しむことの 重要性も
分かっているのだ]
[こうして オリジナルメンバーの
吉田 夕梨花。 鈴木 夕湖に
吉田 知那美と 藤澤 五月を
加えた 4名]
[それに リザーブとして
チームを支える 本橋という
第二期 ロコ・ソラーレの 快進撃が
始まった]
[2016年。 日本選手権で
初優勝を果たすと
次の年も 2位に入り…]
[ついに 2018年に開催される
平昌オリンピック出場を 懸けて
藤澤が かつて 所属していた
強豪 中部電力との
日本代表決定戦に
挑むことに なったのだ]
[ロコ・ソラーレ。 そして
常呂町の悲願まで あと 1勝]
[だが その最終決戦を
4カ月後に控えた ある日]
[チームに 衝撃的な知らせが
舞い込んでくる]
[常呂町に カーリングの礎を
築いた あの 小栗 祐治さんが
闘病の末
帰らぬ人と なったのだ]
[代表決定戦の 4カ月前。
常呂町に
カーリングの礎を 築いた
小栗 祐治さんが
以前より 闘病していた
肺がんのため 帰らぬ人となった]
[その悲しみは
彼女たちにとって
計り知れないほどの
大きさだった]
[実は 本橋だけでなく
ロコ・ソラーレの メンバー
全員が
幼いころから
小栗さんと 交流があった]
[彼女たちは 小栗さんが
亡くなる 少し前
見舞いに訪れた 病院で
彼から ある言葉を
掛けられたのだという]
[それが…]
[訃報を受け チーム全員が
同じ思いを 抱いた]
[必ず
オリンピック出場を 果たし
その姿を 天国の 小栗さんに
見せるのだと]
[そして そんな思いを抱えて
臨んだ 代表決定戦で…]
[彼女たちは
見事 勝利を収めた]
[長年 選手を
輩出するだけだった
聖地 常呂町の
クラブチームが
ついに オリンピックの
出場権を 獲得したのだ]
[そして 迎えた
オリンピック 本番でも
彼女たちの躍進は
止まらなかった]
[世界の強豪を 次々と撃破]
[そして 3位決定戦]
[対戦相手 イギリスの
ラストストーン]
[強豪…]
[日本中に カーリングブームを
巻き起こしたのである]
[帰国後 吉田 知那美は
古里 常呂町に対して
こんな思いを 語っている]
[常呂町は
これまで以上に 沸き返った]
[凱旋パレードでは
地元に 1万2, 000人が 集まった]
[そして 5人は 小栗さんの
墓前に 報告に出向いた]
[全ての礎を 築いてくれた
小栗さんの 最後の願い]
[自分たちの オリンピック出場と
メダルの獲得によって
地元はもちろん 日本中の人たちに
カーリングの面白さが
分かってもらえるように
なったことを
最大限の 感謝の気持ちと ともに
伝えた]
[さらに 4年後の ことし
行われた 北京オリンピック]
[彼女たちは 再び
快進撃を続けると…]
(実況)赤に入れば。
(実況)とどまれば。
(解説)大丈夫ですね。
(実況)日本 ナンバーワン。
(解説)ナイスショット。
[銀メダルに輝く
快挙を 成し遂げた]
[北海道の 小さな町で
生まれた チームは
世界の ひのき舞台で
さらなる飛躍を 見せたのだ]
[全ての始まりを 作り出した
小栗のことを
本橋は 親しみを込めて
こう 語っている]
[だが そんな 本橋に対して
ロコ・ソラーレの メンバーたちは…]
(実況)日本で見ている…。
今 「麻里ちゃん」という声は
本橋 麻里さんに 向けての
声ですね。
[今回は リザーブメンバーからも
外れ
日本で 応援していた
本橋に向かって
カメラ越しに
何度も 手を振った]
[さらに 藤澤は 右手に
「麻里ちゃん」という 文字を
書いて 試合に臨むなど
今や 彼女たちにとって
本橋の存在こそが
かけがえのないものに
なっている]
[誰よりも 常呂町を愛した
一人の男の バケモノ級の情熱]
[そして その遺志を 受け継いだ
選手によって…]
(剛力)いかがでしたか?
(紗理奈)何なの。 希望しかない話。
(設楽)感動的ですね。
(剛力)紗理奈さん。
いかがでしたか?
何か この時代 世界中
どことの人とも つながれる。
この時代なんですけど
地元を 愛して…。
始まったのも 地元の人の
思いやりからっていう。
人への 優しさから 始まって
つながって。
それを
伝承してるじゃないですか。
いやぁ。 もう。
最高ですというか。
元気 希望を もらいました。
見てる こっちも 元気になるし。
(咲楽)私は もぐもぐタイムとかで
興味を持って 見てたけど
その裏には ものすごい
人の ホントに 温かい応援や
地元の 企業の人だったり
たくさんの思いを 抱えて
ストーンを 見てたんだなって
感動しました。
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