冷戦時代のアメリカ合衆国と旧ソビエト連邦の核実験映像集。
◆0:00~1:49
・実施日:1953年5月25日(アップショット・ノットホール作戦)
・実施国:アメリカ
・実施場所:ネバダ核実験場
・W9 核砲弾(ガンバレル方式の核分裂弾頭)
・核出力:15kt(キロトン)
◆1:50~3:08
・実施日:1954年3月1日(ブラボー実験)
・実施国:アメリカ
・実施場所:ビキニ環礁(現在のマーシャル諸島共和国)
・水素爆弾(水爆)
・核出力: 15 Mt(メガトン)
※この実験で日本のマグロ漁船「第五福竜丸」をはじめ、1000隻以上の以上の漁船と60人以上の島民が死の灰を浴びて被曝。
◆3:10~4:40
・実施日:1955年5月5日(ティーポット作戦)
・実施国:アメリカ
・実施場所:ネバダ核実験場
・原子爆弾(作戦名:アップル2)
・核出力:29kt(キロトン)
※民間防衛のための核実験として実施され、様々な種類の建築物と動物が核爆発に晒された。
◆4:41~6:40
・実施日:1961年10月30日
・実施国:ソビエト連邦
・実施場所:アルハンゲリスク州 ノヴァヤゼムリャ
・水素爆弾(通称:ツァーリ・ボンバ)
・核出力:50Mt(メガトン)※1
(人類史上最大。設計上は100Mtまで製造可能だったが、自国環境への影響を考慮して50Mtに抑えた。)
※1.「ツァーリ・ボンバ」は人類史上最大の水素爆弾である。
単一兵器としての威力は人類史上最大であり、1961年10月30日にノヴァヤゼムリャで、唯一の大気圏内核実験が行なわれた(以後製造されていない)。
TNT換算で4万9500キロトン、これは広島型原子爆弾「リトルボーイ」の3300倍(リトルボーイは15キロトン)、第二次世界大戦中に全世界で使われた総爆薬量の10倍の威力を持つといわれるこの50メガトン級核爆弾の核爆発は1,000キロメートル離れた場所からも確認され、その衝撃波は地球を3周した。
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