ビル電気設備の月次点検を今日はしました。これ電気主任技術者の必須業務!

★電気月次点検必須事項⇒https://www.youtube.com/watch?v=qPnS1d8E8BQ
ビル電気設備の月次点検は、経済産業省通達では電圧・負荷電流の測定、 B種接地電流
の測定、 温度測定、外観目視、異音・異臭確認です。ただ年次点検と異なり月次点検
では業者はいません。ベテラン以外のビル電気主任技術者にとって月次点検は一人作業
なので大変かもしれません。それと電気に詳しくない設備員には絶対させていけません。
又わからない人を同行させるのも、その方の安全も考慮が必要となるので逆に能率が
下がる。専門的点検は電気主任が一人で行うべきです。電気点検は物の片づけとは
違うのです。これは故障調査でも同様★数より技術力とはそういう意味です★多数いて
も一人以外全員が素人では点検の質は向上しない、だから頼れるのは自分だけです。
★経済産業省通達⇒https://www.safety-chubu.meti.go.jp/hokuriku/denki/jikayo/21kaigi/3-2_naikiannai.pdf

選任されてる人がいるのに、業者に月次点検を依頼する会社はありません。ですから
ビル電気主任になられたなら、最初に習得すべき必須項目が月次点検と言えます。
日常点検は法定点検ではありませんが、年次と月次は該当します。★月次点検で何が
重要かと問われるなら、私は直流電源装置と答えます★非常用発電機の5分運転とは
エンジンだけを強制的に稼働させ無負荷発生電圧を確認する試験です。水抵抗器の
様な設備がある現場ならともかく負荷試験には相当の費用がかるので、負荷試験は
ほとんどされてないのが実情です。(1回の準備で100万円以上)
https://www.youtube.com/watch?v=qPnS1d8E8BQ
電気設備の月次点検の目的は異音、異臭、加熱、漏電の確認です。難しい事は何も
ありませんが年次点検と違い活線作業なので、その点では月次点検の方が測定者へ
の危険性は高い点は意識しましょう。誰かが接近して状況の確認をしないといけない
のです。後ビルに着任したら温度測定器やリーククランプメーターが現場にあるか
最初に確認してください。地方のビル管理会社では測定器がない、つまり月次点検
をされてない現場とか普通に存在します。そういう点では有名な大手ビル管理会社
ならそういう事態はなく最初から良いスタートができます。

月次点検において盤付メーターの値を記録して外から中を目視するだけではすべき
内容を網羅していません。それは日常点検と言います。冒頭にあった経済産業省の
通達を確認しましょう。ビルの保安規定では日常点検も義務化されてるので日常
点検用のチェックリストも作成も必要。測定器、点検リストがあり、適正な内容
でないなら書式は自由に作成されてください。

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