セクハラ被害を訴える中国での「＃MeToo」運動のきっかけとなった女性の裁判が開かれました。
弦子さん：「たとえ、この事件が法的に勝利できなくても、私のような性暴力被害者に注目が集まればそれはひとつの勝利だ」
2014年、大学生だった女性は中国中央テレビでのインターンの際、男性司会者にセクハラを受けたことを警察に通報しましたが、立件されませんでした。2018年に女性がSNSで告発したのをきっかけに中国国内でも「＃MeToo」運動が広がり、女性はセクハラ被害訴訟を起こしました。裁判を前に、女性は「この件を通じて今後、被害者が法的に守られるならば勝利だ」と述べました。中国は5月にセクハラの法的定義を新たな法律に盛り込みましたが、当局による「＃MeToo」運動の抑え込みは続いていて、告発が難しい状況は変わっていません。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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