連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)でドラマデビューし、CMを中心に活躍中の鳴海唯と、マドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに約1年半同行し、舞台Rock Opera『R&J』ではヒロイン役を演じた仲万美がダブル主演を務める映画『偽りのないhappy end』が12月17日より全国で順次公開される。
中学を卒業してすぐに地元滋賀を離れ、ずっと東京に住むエイミ(鳴海)は、母親が亡くなった後も一人で滋賀の田舎で暮らしている妹・ユウに、「東京で新しい人生を始めない?」と誘う。はじめは拒んでいたユウだがなぜか急に東京に来ることを受け入れ、一緒に暮らし始めるが、引っ越してきて早々、ユウは行方不明に…。
そんな折、エイミは同じく妹が行方不明になっているヒヨリ(仲)と出会う。エイミに、地元の琵琶湖で若い女性の遺体が見つかったと警察から連絡がくるが、見つかった遺体はユウではなく、なぜかヒヨリの妹だった。再び巡り合ったエイミとヒヨリは、共に犯人を捜すことになるが思わぬ方向へ…。いなくなって初めて自分は妹のことを何も知らなかったと気づいた二人の姉が、共に真相を捜すミステリーをベースに、その心の揺れを丁寧に描く。
エイミの妹・ユウ役を、『由宇子の天秤』で注目を集める河合優実がミステリアスに演じるほか、エイミが滋賀の湖で出会う少女・アカリ役に『青のSP〜学校内警察・嶋田隆平〜』(カンテレ)の田畑志真、エイミの婚約者・タカシ役に映画『横須賀綺譚』の小林竜樹、風俗店の古株のボーイシンジ役に『SR サイタマノラッパー』シリーズの奥野瑛太、向井刑事役に映画『AWAKE』の川島潤哉、ヒヨリの妹が家庭教師をやっていた少女・アオイ役に本作が映画デビューとなる三島あよな、ユウの友達・マイ役に『きれいのくに』(NHK)の見上愛ら、若手俳優が集結。アオイの母・ヨシエ役で馬渕英里何、風俗店の店長役で『ケンとカズ』のカトウシンスケが脇を固める。
監督・脚本は、2011年の『ヒミズ』から10年間、園子温監督のほとんどの作品の助監督を務め、園監督に師事してきた松尾大輔。満を持して、本作で長編映画監督デビューを果たす。
監督・脚本:松尾大輔
撮影:川野由加里
照明:赤塚洋介
録音:阿部茂
衣裳:田口慧
ヘアメイク:佐々木弥生
美術:松塚隆史
装飾:徳田あゆみ
制作担当:興津香織
助監督:小泉宗仁
監督助手:石塚礼/安藤梓
監督補助:廣野博友
特別協力:匠司翔
キャスティング:杉山麻衣
バレエ振付・指導:吉野菜々子
音楽プロデューサー:菊地智敦
音楽:古屋沙樹
編集:和田剛
音響効果:伊藤進一
配給・宣伝:アルミ―ド
2020年/日本/カラー/16:9/5.1CH/97分
(C) 2020 daisuke matsuo
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