バイデン大統領の演説でのアドリブの一説が波紋を広げています。その意味を読み解くとともに、日本の有事にアメリカはどこまで守ってくれるのか。
激しい煙と炎に包まれているのはウクライナ西部のリビウにある、石油貯蔵施設。
ロシア国防省は、長距離ミサイルなどでインフラ施設を攻撃したと発表しました。
予断を許さない状況が続くなか、ロシアとウクライナが直接対面する停戦協議が28日にもトルコのイスタンブールで開かれるとトルコ政府が発表。
果たして、糸口は見いだせるのか。
一方、26日にバイデン大統領の発言で緊張が走る出来事も。
アメリカ、バイデン大統領:「神にかけて、この男(プーチン氏)が権力の座にとどまることはできない」
ロシアのプーチン大統領へ厳しい言葉で批判。
波紋が広がるなか、ホワイトハウスは声明を発表し、「プーチン政権の転覆を意図したものではない」と釈明。
ニューヨーク・タイムズによると、当初の原稿にはなかったアドリブだったとのこと。
これまでもロシアを強く避難、厳しい経済制裁を課してきたアメリカ。
とはいえ、ウクライナには武器や資金、情報の提供などにとどまり、直接の派兵をしていないのが現状です。
と、ここで気になるのは“もしこれが「日本」だったら・・・?”
アメリカと日本は60年以上の間「日米同盟」で結ばれていて、もし日本が武力攻撃を受ければ、共同で日本の防衛にあたるという約束になっています。
しかし、ネットでは・・・。
ツイッターの声:「日米同盟なんかアテにならん」「助けてくれるか半信半疑だなあ・・・」
本当にアメリカは日本を守ってくれるのか。そんな懐疑的な声が。
思えばここ最近、日本でも北海道の根室半島沖でロシア機とみられるヘリコプター1機が日本の領空を侵犯。
続いて津軽海峡などでロシア海軍の艦艇や潜水艦が確認されたほか、北朝鮮による新型の大陸間弾道ミサイルの発射。
さらに「中国による台湾侵攻の脅威が高まっている」などのニュースも流れ、何かと不安なことが頻発しています。
そんななか、27日、防衛大学校の卒業式に出席した岸田総理は。
岸田総理大臣:「現在の国際社会では、どの国も1国のみで自国の平和と安全を守ることは現実的ではありません」
「バイデン大統領とは日米同盟の力を一層強化していくことで一致している」とも述べました。
有事の際、アメリカは本当に日本を守ってくれるのか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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