ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、両国の停戦交渉が、28日からトルコで対面形式で行われると、ウクライナ代表団のメンバーが明らかにした。
ウクライナ側代表団のアラハミヤ氏は、ロシアとの停戦交渉について、「28日から30日に、トルコで対面形式で行う」と発表した。
一方、ロシア側は「29日から30日に行われる」と、日程に違いがあるものの、停戦交渉が行われる見通し。
対面での交渉は、3月7日以来となる。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアメディア4社の合同インタビューに応じた。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「安全保障の確約と中立化、非核保有国のための準備はできている。これが最も重要な点だ」
ゼレンスキー大統領は、ロシア側が求めているNATO(北大西洋条約機構)に加盟しないなどの「中立化」について、準備ができているとしたうえで、そのためには、国民投票と憲法改正が必要だとした。
また、国民投票をするためには、ロシア軍の撤退が必要ともしている。
一方、ロシア軍のミサイルによる攻撃は、28日にもマリウポリのほか、キエフやハリコフなど複数の都市で行われている。
アメリカの戦争研究所は27日、ウクライナ軍はキエフの東側や、スムイやハリコフ周辺の領土を奪還したとした一方で、ロシア軍が攻撃を集中するとした東部地域のマリウポリの市街地には、ロシア軍が侵入していて、数週間以内に占領される可能性が高いとしている。
マリウポリでは、街の90%以上の建物が破壊されているという。
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