名古屋の入管施設でスリランカ人女性が亡くなった問題で、監視カメラの映像が再び国会で開示され、野党側は「入管の報告書は虚偽だと断定せざるを得ない」と指摘しました。
スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんは去年3月、名古屋の入管施設で収容中に死亡しました。
亡くなる直前の映像は去年12月に国会で開示されましたが、野党側は報告書との整合性を検証するために再度、映像を確認したうえで質疑を行うよう求めていました。
立憲民主党の階猛議員は報告書にあるウィシュマさんの発言は一部しか聞き取れず、看護師の質問がウィシュマさんの発言内容として記されている部分があったと指摘しました。
法務省側も、この事実を認めたということです。
野党側は第三者委員会の設置と報告書の出し直しを求めていく方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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