日本未公開のセルゲイ・ロズニツァ監督の3作一挙公開企画『セルゲイ・ロズニツァ「群衆」ドキュメンタリー3選』は
2020年11月14日よりシアター・イメージフォーラム他全国で公開!
・セレクション I
『国葬』(2019/カラー、モノクロ/ロシア語/135 分)
1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。発見されたフィルムにはソ連全土で行われたスターリンの国葬が記録されていた。67 年の時を経て蘇る人類史上最大級の国葬の記録は、独裁者スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにする。
・セレクション II
『粛清裁判』(2018/モノクロ/ロシア語/123 分)
1930年、モスクワ。8名の有識者が⻄側諸国と結託しクーデターを企てた疑いで裁判にかけられる。発掘された90年前のフィルムには無実の罪を着せられた被告人たちと、それを裁く権力側が記録していた。捏造された罪と真実の罰。独裁者スターリンによる大粛清の始まり。
・セレクション III
『アウステルリッツ』(2016/モノクロ/ドイツ語、他/94 分)
ある夏のベルリン郊外。群衆が門に吸い寄せられていく。辺り構わずスマートフォンで記念撮影をする人々。ここは第二次世界大戦中にホロコーストで多くのユダヤ人が虐殺された元強制収容所だ。ドイツ人小説家・W.G.ゼーバルトの著書と同じ名を冠する、ダーク・ツーリズムのオブザベーショナル映画。
『国葬』『粛清裁判』
(C)ATOMS & VOID
『アウステルリッツ』
(C)Imperativ Film
配給:サニーフィルム
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