新型コロナの規制が撤廃されるなか、感染者数が増加傾向にあるイギリスで、高齢者などを対象に4回目のワクチン接種が始まりました。
ロンドンを含むイングランド地方では、21日から75歳以上の高齢者や基礎疾患がある人など、およそ500万人を対象に4回目のワクチン接種が行われています。
政府の諮問機関は、前回の接種から6カ月経過した高齢者は免疫力が低下していることから、追加接種が必要としています。
イギリスでは18日、入国時に義務付けられていたワクチン接種を終えていない人のPCR検査など、すべての水際対策が撤廃されました。
規制が全廃されるなか、先月に一日あたりおよそ4万人で推移していた感染者数は今週に入り、一日9万人前後に増加しています。
一方、重症患者の数や亡くなった人の数は横ばいとなっています。
ジャビド保健相は、感染者数について「特段、懸念する状況ではない」と話しています。
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