16日午後11時半すぎ、宮城県と福島県で最大震度6強の地震がありました。震源は福島県沖で、震源の深さはおよそ57キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.4と推定されます。
福島市 和風ホテル福島屋・佐藤浩二代表:「1回目、縦揺れがあって。2回目が、すごい1分以上揺れて長かった。壁がひび割れて、大浴場のタイルも落ちて、タンスとかが倒れている。(東日本大震災の時と)同じくらいか、それ以上の体感」
この地震に伴い、宮城県と福島県の沿岸には一時、津波注意報が出て、石巻港では、午前2時14分に30センチの津波を観測しました。
市内の高台には、避難をしてきた多くの人たちがいました。
「とにかく、すぐ高い所に行こうと。山に車で来ました。11年前のことを思い出して、動転しました」
福島県の相馬市によりますと、この地震で、市内に住む60代の男性1人の死亡が確認されたということです。
また、市内の病院には、4人がけがで搬送されています。
■「1週間は震度6強地震に注意を」
地震を受け気象庁は、午前1時半すぎから記者会見しました。
気象庁の会見:「津波が発生している恐れがあり、海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人は、直ちに海から上がって、海岸から離れて下さい」
「揺れの強かった地域では、今後1週間程度は、最大震度6強程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けています。
また、今回の地震について、「去年2月13日に起きた地震と規模と震源の深さが似ている」と話しています。
ただ、今回、より広い範囲で大きく揺れたことに関しては、原因は分かっていないとしています。
(「グッド!モーニング」2022年3月17日放送分より)
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