アメリカ軍の制服組トップが議会の公聴会に出席し、中国には台湾を攻撃する軍事的能力も政治的意図も短期的にはないと証言しました。
23日に開かれたアメリカ下院の公聴会で、アメリカ軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は「中国との競争を競争のままにとどめ、紛争にさせてはいけない」と述べ、中国との紛争を抑止する予算拡充を訴えました。
そのうえで、「この1、2年の期間には台湾への武力行使をする意図は中国にない」と述べました。
軍事面でもこの1、2年に限れば、中国に台湾を侵攻できる能力はないとする一方、6年から10年後にはそうした能力を獲得している可能性を指摘しました。
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