NTTのメタル線を使った電話(アナログ・ISDN)回線についてと、工事内容を小春六花さんが分かりやすく解説します
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最近では携帯電話が普及しているので固定電話を使う方が少なくなりましたが、電話やFAXを使うには電話回線が必要です。
電話回線と言ってもメタル線を利用したアナログ・ISDN回線やひかり電話。ケーブルテレビなどの電話回線がありどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回はNTTの電話・フレッツ光の回線工事をしている私が
メタル線を利用したアナログ・ISDN回線についてと工事内容を解説します。メタル回線はNTTの設備の維持が難しくなり2025年ごろを目途にサービスを終了する予定ですが？
メタルIPサービスと言う今利用しているメタル設備をそのまま使いNTT側の設備の切替工事だけで新たに工事をしなくても継続して利用できるので
これから電話回線を利用したい方は
一つの選択肢としみてはいかかでしょうか
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メタル回線の工事料金は1回線あたり11300円(税込み)で
どこで開通するか？メタル線を新しく配線するか、既設のメタル線を利用するかで工事料金が変わります。
MDF荷札工事の場合は
MDFで回線確認試験をしてその先の配線工事は建物の設備担当やビジネスフォン・PBX業者側で配線工事をします。
工事料金は 派遣工事費1000円＋局内工事費1000円=2200円(税込)
IDF荷札の工事は
電話回線を利用したい設置階にあるIDF(中間配電盤)で回線試験をしてその先の配線工事は建物の設備担当やビジネスフォン・PBX業者側で配線工事をします。
工事料金は 派遣工事費4500円＋局内工事費2400円=8690円(税込)
MJまでの工事は
NTT側で電話回線を利用したい場所までメタルケーブルを引込みMJを作り回線試験をするまでの工事です。メタル回線の場合はMDFから設置階のIDFに引き込まれているメタル線を
ジャンパー線で接続する事で縦の配線が不要になり、IDFからMJ間をメタルケーブルを引込みます。
解約した時のメタル線が残っている、前の入居者が利用していたメタル線が残っていて利用できる場合で工事料金が変わります。
メタル線を新設した場合の工事料金は
派遣工事費4500円＋局内工事費4800円=11300円(税込)
メタル線を既設利用した場合の工事料金は
派遣工事費4500円＋局内工事費2400円=8690円(税込)
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電話回線工事は1回の工事で100%開通できる保証は有りません。
工事が延期になる一番の理由は配線を引込めなかったではなく、事前に管理会社に連絡していない為MDF/IDF/EPSが開錠されていない為作業が出来ない
管理会社が厳しい建物では工事業者は建物にすら入れません
工事日が決まったら早めに管理会社に連絡をして作業できるように手配する事と工事日の予約は回線を使いたい前日や当日ではなく何らかのトラブルで延期になっても大丈夫なように
余裕をもって工事日を予約する事をお勧めします
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