中国が核弾頭の搭載が可能な極超音速ミサイルの発射実験を8月に行ったと、イギリスのメディアが報じました。
フィナンシャル・タイムズによりますと、実験は8月に行われ、ロケットで打ち上げられた核弾頭の搭載が可能な極超音速ミサイルは地球を周回。標的からは外れて着弾したということですが、「中国が驚異的な進歩を遂げ、アメリカの当局の認識よりもはるかに進んでいることを示した」と指摘。アメリカの情報機関を驚かせたと伝えています。
打ち上げには、中国の宇宙開発用ロケット「長征」が使われたとしています。極超音速ミサイルは音速の5倍以上の速さで飛行し、軌道を変えながら飛ぶことができるため、既存のミサイル防衛システムでは追跡や迎撃が難しいとされています。(2021年10月18日12:59)
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