ロシア兵がロシア兵を射撃・・・命令背き“同士打ち”か(2022年3月10日)

 ウクライナ保安庁が公開した動画です。

 捕虜となったロシア軍兵士とみられる男性が、現地で受けた非情な命令について語っています。

 捕虜となったロシア兵とみられる男性:「道路を閉鎖し始めた時、一般市民が“家や仕事に行かないといけない”と言いながら反発してきた。将校がそれにうんざりして、一般市民を射撃するように命令したんだ」

 男性はこの命令に背き、上官とともにウクライナ人の親子を退避させようとしたところ、思いもよらぬことが起きたといいます。

 捕虜となったロシア兵とみられる男性:「母親と娘をブロックの後ろに隠したら、将校がそれに気付いて、今度は、私と上官を射撃するように命じたんだ」

 味方のはずのロシア軍から銃撃を受け、上官と母親が死亡。男性と娘は何とか逃げ切り、ウクライナ側に保護されたといいます。

 また、ウクライナの通信社が公開した別の動画では、顔に傷を負ったロシア兵とみられる男性が、ウクライナ侵攻について、真っ向から異を唱えています。

 ロシア軍の整備兵とみられる男性:「私は、この戦争を支持していません。ここは、ウクライナの領土です。何のために戦っているのか分かりません」

(「グッド!モーニング」2022年3月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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