石油ショックで開発が頓挫した、ガスタービン動車

国鉄では非電化区間の高速化を図るため、ガスタービン車による高速化を計画することとなり、キハ391系気動車が試作されました。
燃料消費量の多さもさることながら、トルクコンバーターの相当するものを持たないため、低速域での加速力が低いとか騒音が大きいという問題がありました。
結局、キハ07による試験を経てキハ391系が試作されますが、騒音問題だけは中々クリアできなかったようです。
その上、石油ショックが重なり、長らく米子区で放置されていましたが、鉄道技術研究所に移動、昭和61年には除籍され大宮工場で長らく保管されていましたが、その後先頭のカットモデルだけを残して解体されてしまいました。
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