西橋拓輝記者
「寒い中きょうも家族で国境を越えてくる人たちの姿があります」
国境付近には、大勢のボランティアが集まり、避難者への支援が続けられています。
ウクライナから避難した人
「とても悲しいです。夫とも父親とも離れたくなかったけど仕方ありませんでした。」
ウクライナからの避難者は、120万人を超えました。
ユーリアさんは、娘と姉、姉の子どもの4人で戦火を逃れ、ポーランドの友人宅に身を寄せました。
ウクライナから避難したユーリアさん
「私が住んでいたジトミールの街の学校が爆撃され完全に破壊されました」
ユーリアさんが暮らしていたのは、首都キエフから130キロ離れた都市ジトーミル。住宅街への爆撃で4人が亡くなりました。
ウクライナから避難したユーリアさん
「ポーランドの国境にたくさんの人たちが助けに来ていました。“無料タクシー”、“無料の食べ物”、“無料の宿泊”などプラカードを持ったポーランド人にたくさん会いました。」
一方で、一度避難したにもかかわらず、娘を実家に預けウクライナに戻る決意をした人もいます。
ウクライナから避難したマリアさん
「(戻って)ウクライナの人達のためにできる限り協力したいです。世界の皆様、この戦争を終わらせるために力を貸してください。私たちは平和に暮らしたい。」
周辺国では大きな“決断”が相次いでいます。
フィンランド マリン首相
「フィンランドにとって歴史的な決断です」
NATOに属さず中立的な立場を貫いてきた北欧のフィンランドとスウェーデンは、ウクライナへの武器供与を決定。
「永世中立国」として知られるスイスも・・・
スイス カシス大統領
「スイスは慣例を変更し制裁を行うことにした」
従来の「中立」の立場を変えEUの経済制裁に参加。プーチン大統領らの資産を凍結しました。さらに
ジョージア ガリバシビリ首相
「きょうはジョージアにとって歴史的な日です。国を代表しEU加盟の申請書にサインをします」
“中立国”の方針転換により「ロシア包囲網」はさらに広がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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