ウクライナ国歌 木管五重奏版

ロシアによるウクライナ武力侵攻の話題を聞かぬ日はないこの一週間。
ちょうど開催したコンサートで、ウクライナ国歌を演奏しました。

ウクライナ国歌/Ще не вмерла Україна : ウクライナは滅びず

その模様を短いですが動画でアップします。

決して、ウクライナの肩を持ち、ロシアが負ければそれで良い、ということではありません。(Twitterにアップしたとこ
ろ勘違いした方からのリプライもあったようです)
無論、説明も不足したまま連れてこられ、民間人への攻撃を命令されたり、為政者のために命を落としたロシアの末端の兵も、十分に被害者でしょう。

ただ、やはり大国の《力による現状変更》の前に、平和な生活が奪われた罪なきウクライナの皆さんに、今は気持ちだけでも寄り添いたく思います。

また音楽は、時として戦意高揚のために使われた歴史や、為政者の都合の良いように体制賛美の音楽を作曲・演奏することが強制された歴史もあります。

しかし、こうして逆に、音楽の力で、関心を持つ方が一人でも増えることは、小さいことながらまったくの無駄にはならないと感じます。

地球で起こる『自分達人類の出来事』として、20世紀の悲惨な歴史を繰り返さないように『他人事としないこと』こそ、いま我々に求められているのではないでしょうか。

演奏/九州交響楽団メンバーによる木管五重奏
flute 八木ちはる
oboe 佐藤太一
clarinet 松本努
Bassoon 埜口浩之
Horn 林伸行
(敬称略)

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