シンポジウム 「東アジアの領土・海洋をめぐる情勢とその起源」

シンポジウム「東アジアの領土・海洋をめぐる情勢とその起源」

13:30-13:35 開会の辞 中山泰則(日本国際問題研究所所長代行)

13:35-14:40 基調講演
「南シナ海仲裁とその後の展開:中国の海洋法及び法の支配に対するアプローチ」
ポール・ライクラー(中比南シナ海仲裁裁判比側弁護人)

14:40-14:50 休憩

14:50-16:55 パネルディスカッション「東アジアの領土・海洋をめぐる情勢とその起源」
モデレーター:浅野亮(同志社大学法学部教授)

パネリスト:
岡本隆司(京都府立大学教授)
中国は、西洋諸国や日本と接触する中、近代国家へと自らを再編していったが、その過程で、どのように近代的な領土認識を構築し、またどの範囲を自らの領土と認識していったか。また、そうした中国の領土・境界認識において、過去の歴史はどのように位置づけられているか。

高井晉(公益財団法人 笹川平和財団海洋政策研究所島嶼研究センター 特別研究員)
戦前における日本周辺の島嶼(竹島や尖閣諸島を含む)での経済活動やそれを踏まえて自国領土へ編入したことを示し、各国政府の動きが現在の領土をめぐる議論にどのように影響をしているのか、サンフランシスコ平和条約における領土の処理がどのように現在の領土をめぐる議論につながってくるのかを紹介する。

酒井啓亘(京都大学大学院法学研究科教授)
国連海洋法条約やその他の海洋法関係の協定とそれに基づく各国の国内法上の措置、領域の取得や海洋境界画定に関する国際裁判の判例などが、現在の東アジアでの領土・海洋をめぐる議論にどのように関連してくるのか議論を行う。

コメンテーター:阿川尚之(同志社大学法学部特別客員教授)
 村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

16:55-17:00 閉会の辞 中山泰則(日本国際問題研究所所長代行)

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