ロシアの同盟国のベラルーシで、1日に開かれた安全保障会議。ルカシェンコ大統領が、地図を指し示しながら話しています。
よく見ると、その地図には、ロシア軍がウクライナへ侵攻するルートなどがピンク色で、示されているようです。
物議を醸しているのは、その一つが黒海に面したオデッサからウクライナの隣国モルドバに伸びていることです。
イギリスの大衆紙「ザ・サン」:「ベラルーシの独裁者は、プーチンのウクライナ攻撃ラインを説明する際に、誤って、モルドバが侵略される可能性があることを明らかにしたのだろうか」
ウクライナとルーマニアの間にあるモルドバは、かつて旧ソ連の構成国でしたが、おととし親欧米派の大統領が誕生しました。
現在、ロシアの侵攻に伴う多数のウクライナ避難民を受け入れています。
ザ・サンは、ソ連を再建しようとしているプーチン大統領のターゲットは、ウクライナにとどまらないとの懸念が、さらに高まったと警告しています。
SNS上では、欧米の動揺を誘う「フェイクではないか」など、様々な憶測が飛んでいます。
(「グッド!モーニング」2022年3月3日放送分より)
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