高齢者施設で新型コロナウイルスによる40人規模のクラスターが発生するなど、医療体制が逼迫(ひっぱく)している沖縄・宮古島市では、31日から、自衛隊による支援活動が始まった。
1月最後の日曜日、各地の表情をまとめた。
これまでに入所者と職員、あわせて40人の感染が確認された、沖縄・宮古島市の高齢者施設。
31日朝、看護官を含む陸上自衛隊の隊員5人がこの施設に入り、医療支援を始めた。
看護班長・吉田茉以2等陸尉「職員の方が体調不良でも勤務しなければいけない状態と聞いている。まずは、隊員から誰1人感染者を出さないこと。介護職員の方、スタッフの方の力に少しでもなれるよう頑張りたい」
隊員は、施設利用者の健康管理や食事・入浴の介助、さらには設備の消毒などの作業を行う。
宮古島では、この1週間の新規感染者が123人にのぼっていて、医療提供体制が逼迫している。
緊急事態宣言が首都圏の1都3県に出されて、4度目の週末。
東京都で新たに感染が確認されたのは633人で、3日連続1,000人を下回った。
重症者の数は、30日より1人減って、140人だった。
31日正午の東京・葛飾区にある水元公園では、日が昇って暖かくなってきたからなのか、子どもを連れて遊ぶ人たちの姿が多く見られた。
公園には、遊具で遊ぶ子どもたちや、ペットの犬を連れた人たちが多く訪れていた。
1週間後に期限を迎える緊急事態宣言について、公園に来ていた人たちに聞いてみると、「(緊急事態宣言は)延長した方がいいと思う。感染者は減っている感じはするが、入院している人数をみると、安心して入院できる状況じゃない」といった声が聞かれた。
一方、東京などより6日遅く緊急事態宣言が発令された京都。
梅の名所として知られる北野天満宮では、早咲きの梅が見頃となっている。
女性「とてもきれいで、すがすがしい気持ちになる。(コロナの状況ですが?)寒い中でも頑張って、花が咲くようになればいいと思う」
一時は、1日の感染者が150人を超えた京都府だが、29日と30日は80人台となっている。
また、同じく緊急事態宣言が出ている愛知県では、2月2日の「節分」を前に、岡崎市の寺で一足早い豆まきが行われた。
参拝者には、感染防止対策として、豆と一緒に、使い捨ての手袋が渡された。
さらに、豆まきの際は掛け声を控えるよう呼びかけられていて、参拝者は、スピーカーから流れる声に合わせて、無言で豆をまいた。
参拝者「心で叫んでやるということで、やれたかなと」
愛知県でも、ピーク時には一日400人以上の感染が確認されていたが、31日は121人。
29日から3日連続で、100人台となっている。
#新型コロナウイルス
チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
アプリで最新ニュースに簡単アクセス
https://yappli.plus/fnn-prime_flyer
powered by Auto Youtube Summarize