ポーランド内の避難所 子どもたちのケアに尽力(2022年3月5日)

 ロシア国防省は日本時間の5日午後4時から一部の都市でウクライナの住民が退避するためのルートを設置し、一時停戦することを発表しました。ウクライナから多くの人が避難してきているポーランドから報告です。

 (金指光宏記者報告)
 ポーランド東部にあるジェシェフという街の駅です。

 ウクライナとの国境から100キロほど離れていますが、この駅も臨時の避難所に変更されています。

 そして、駅の構内では子どもたちに向けて少しでもこのつらかった思いを忘れられるようにということで、ぬいぐるみやおもちゃなどが用意されています。

 また、冷え切った体を温められるようにということで炊き出しも行われています。

 ポーランドでは、すでに65万人が避難をしてきました。

 当初は国境近くの町から来る人が多かった印象ですが、今では比較的遠い街からも来る人の姿が多く見られるようになっています。

 ウクライナとポーランドの停戦に向けた協議では、戦闘地域からの退避ルートということで合意されました。

 また、一部都市での一時停戦という話も出ています。

 こういった動きについて、避難してきた女性に話を聞きました。

 ウクライナには避難をしようという人が本当にもうあふれ返ってる状態だそうです。そういったなかで今回の合意といった動きが「どこまで効果的に動くか働くかは分からない」と話していました。

 ただ、「できることをやってほしい」。そして「それをなるべく早くやってほしい」と話していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事