“ロシア機ヘリ”日本の領空侵犯 侵攻後初・・・専門家「軍事的には考えにくい」(2022年3月3日)

 防衛省によりますと、2日午前10時23分ごろ、北海道の根室半島沖で、ロシア機とみられるヘリコプター1機が数十秒程度、日本の領空を侵犯しました。

 ヘリは北方領土の方向から飛来し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して警告を行ったところ、引き返したということです。

 松野博一官房長官:「我が国周辺の海、空域でロシアの活動が活発化していることは懸念すべきもの。警戒監視、情報収集に万全を期して参りたい」

 ロシア機による領空侵犯は、ウクライナへの軍事侵攻後、初めてです。専門家は・・・。

 元自衛艦隊司令官・香田洋二氏:「ロシアが今、全兵力の7割ぐらいをウクライナに集中しているということで。特に、極東辺りは相当、陸海空軍とも手薄になっている。(ウクライナ侵攻に)直接的に影響がないような日本に、しかもヘリコプターでちょっと領空侵犯するということについては、軍事的には考えにくい。常識的に考えると、ナビゲーション上の錯誤。あるいは、パイロットエラーということが考えられる」

 外務省はロシア大使館に対し、厳重に抗議するとともに、再発の防止を強く求めたということです。

(「グッド!モーニング」2022年3月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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