一定の成果が出たように見えるウクライナとロシアの2回目の交渉だが、双方の評価は、どうなのか。
FNNモスクワ支局・関根弘貴支局長が解説する。
今回の交渉で驚いたのは、両者が交渉前に握手を交わしたこと。
映像をよく見ると、ロシア側から手を差し伸べている。
笑みを浮かべ、身を乗り出しているロシア側のメンバーもいた。
今回の交渉で、市民脱出ルートの確保という結果を残せたが、互いの満足度には大きな開きがあった。
ウクライナ代表団「残念ながら、求めていた結果にはたどりつけなかった」
「即時停戦」を求めていたウクライナ代表団のトップは、開口一番、悔しさをにじませた。
一方で、満足げなのがロシア側。
ロシア代表団「大きな進歩だと感じている」
人道的に物事を進めている姿を前面に出せたと、胸を張っているように感じた。
「人道回廊」でどれぐらいの人命を救えるのか、また、全面的な停戦につながるのか、次の交渉を世界が注目している。
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