ガーナ共和国の駐日大使が借りていたビルの1室で、バカラ賭博を開帳したとして、警察は3月19日までに、日本人10人を現行犯逮捕した。アフリカのガーナ共和国の前任の駐日大使が2012年、渋谷にあるビルのオーナーを大使公邸に呼び、1室を月およそ50万円で賃貸契約。借りた部屋で、日本人の胴元がバカラ賭博場を開いていた。部屋のドアには、賃貸契約を引き継いだ現在の駐日大使の名前を掲示。さらに、客に示していた「会員規約書」には、「当施設はガーナ共和国のもとにレジャー施設として運営させていただいています」と記されていたという。警察は19日までに、賭博開帳図利(とり)などの疑いで、胴元と客を現行犯逮捕。1人をのぞき、いずれも容疑を認めており、、「ガーナ大使館の施設なので捕まらないと思った」「ガーナ大使も出入りしたことがある」などと供述しているという。
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