リトアニア

リトアニア, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=25150 / CC BY SA 3.0

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#共和国
#フランコフォニーのオブザーバー
リトアニア共和国(リトアニアきょうわこく、リトアニア語: Lietuvos Respublika)、通称リトアニア(リトアニア語: Lietuva)は、ヨーロッパ(欧州)の共和制国家。
EU・NATO・OECDの加盟国、通貨はユーロ、人口は約280万人、首都はヴィリニュスである。
バルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の中でもっとも南の国で、西はバルト海に面する。
北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランド、南西はロシアの飛び地カリーニングラード州と国境を接する。
面積は、日本の九州本島と四国島に山口県と島根県を合わせた面積にほぼ相当する。
なお、欧州のいずれに分類するかは見解が分かれる。
国連では北欧に分類されるが、東欧、もしくは中東欧に分類されることもある。
第一次世界大戦後の1918年、リトアニア共和国としてロシア帝国より独立。
1940年にソビエト連邦から、翌1941年にナチス・ドイツからも侵略された。
その後、ソ連に再占領されてソ連の構成共和国のひとつとなったが、ソビエト連邦の崩壊に伴い1990年に独立を回復した。
リトアニア語における正式名称は、Lietuvos Respublika([ˈlʲɛtʊvɔs ɾʲɛsˈpʊbʲlʲɪkɐ] リエトゥヴォス・レスプブリカ) 。
通称Lietuva([ˈlʲɛtʊvɐ] リエトゥヴァ)、略称はLR 。
日本語の表記は「リトアニア共和国」で、通称「リトアニア」。
一部「リトワニア」「リスアニア」と書かれたこともある。
「リトアニヤ」、「リツアニア」という表記も見られる。
古くは里都亜尼亜、立陶瓦、立陶宛といった漢字表記が用いられた事もあった。
ソ連時代の国名は「リトアニア・ソビエト社会主義共和国」。
1009年の年代記に登場するリトアニアの国名 1009年3月9日付(正しくは2月14日であったとみられる)の年代記において”Lituae”と記されたのが、歴史上リトアニアの国名が登場する最初の例である。
これはラテン語による表記で、文法上は属格での表記であり、この主格は”Litua”となる。
当時 [v] の発音は “u” で表記されていたが、この「リトヴァ」という呼び方は現在でもポーランド語をはじめとするスラヴ諸語において用いられている(LitwaまたはLitvaと表記)。
「共和国」に相当する”Respublika”(レスプブリカ)は、「公共のもの」を意味するラテン語の”res publica”(レス・プブリカ)に由来する。
“res”(レス)は「物」や「財産」、”publica”(プブリカ)は「公共の」という意味である。
13世紀から現在までのリトアニアの領土 紀元前15000年ごろ、当時のリトアニアの大地はまだツンドラに覆われていたが、狩猟や魚釣りを行っていたインド・ヨーロッパ祖語の話し手が紀元前2000年から紀元前3000年ごろにかけてやって来たことが確認されている。
その後、温暖化が起こり氷期が終わると、人々は定住するようになる。
そして紀元前2000年ごろ、バルト族(現在のリトアニア人やラトビア人のようにバルト語を話す人々)がバルト地域へ定住するようになった。
「リトアニア」の国名が歴史的な文書に最初に登場するのは1009年である(国名の節参照)。
1230年代にミンダウガスがリトアニアの諸部族を統一。
その後、1253年7月6日にリトアニア王となった。
戴冠式が行われた7月6日という日付は現在、リトアニアの建国記念日に制定されている(祝祭日の節参照)。
1263年、ミンダウガス王が暗殺され、その後はリトアニア大公国では多神教が信仰されていたことからドイツ騎士団やリヴォニア騎士団からの攻撃を受けるようになった(北方十字軍)。
リトアニアは西方から100年にわたって騎士団からの攻撃を受け続けつつ、他方でリトアニアは東方(かつてのキエフ公国領)へと勢力を伸ばしていった。
14世紀末までにリトアニア大公国は現在のベラルーシ全域、ウクライナ全域、ポーランドの一部、ロシアの一部を領土とする、ヨーロッパ最大の国家となった。
東西のはざまに位置していたリトアニア大公国では、さまざまな文化や宗教が入り混ざっていた。
リトアニアの支配者らはスラヴ文化・宗教に対して寛容で、また言語など多くの伝統をスラヴ部族から受け入れていった。
政治的実体もハールィチ・ヴォルィーニ大公国のヴォルィーニ公国にあるほどであった。
ヴィータウタス大公。

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