北朝鮮が、けさ発射した弾道ミサイルと見られる飛翔体について、岸防衛大臣は、北朝鮮の内陸部から東方向に発射され、日本の排他的経済水域の外に落下したと推定されると明らかにしました。
岸信夫 防衛相
「北朝鮮は本日5日8時7分頃、北朝鮮の内陸部から弾道ミサイルの可能性のあるものを東方向に発射しました。通常の弾道軌道とすれば、約500キロを飛翔し、落下したのは(日本の)排他的経済水域の外と推定されます」
一方で、岸大臣は落下した具体的な位置は明らかにせず、到達した高度や変則軌道だったかなどについては、「詳細は分析中」と繰り返すにとどまりました。
岸大臣は、北朝鮮によるミサイル発射が、この3年間でおよそ40発にのぼり、日本や国際社会にとって深刻な課題だと指摘。日米韓などの緊密な連携とともに、いわゆる敵基地攻撃能力の保有を含め、あらゆる選択肢を検討して防衛力の強化に取り組むと述べています。(05日13:49)
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