祖父がシベリア抑留体験を述懐したテープ part 5(E)

逃亡防止柵のこと。柵から出ると射殺されるという話。歩哨はバラライカ、マンドリンと呼ばれる短機関銃(PPSh-41という丸い弾奏の銃)を持っていたとよく語っていました。
恨みを持った市民から、捕虜を守るために監視しているのだという話、そんな訳はないですよね。

録音中の雨が降るは「Идет дождь 」イジョート ドーシ(ドージチ)ですかね。
トロイカは三頭立てなのかと思っていましたが、四頭立てのものもあるのかもしれません。
祖父は従軍中は馬の面倒なども見ていたので、そういう興味があったのでしょう。
後年、馬事提要という本の話になって、ネットで再販本を取り寄せたことがありました。

乾草の匂いをみなさんはご存じですか?僕はありません……
綿実の搾りかすを食べたこともないです。
祖父は、「僕は強い」と言っていました。
当時の私は、かなり老いた彼、体格も立派ではなかった彼を見て、そうなのだろうかと疑問に
思ったものでしたが、今になってわかります。こんな経験をしても生き残った彼は強かった。

ジャガイモを掘った、マルホターラというのはどこなのでしょうね。調べても出てきませんでした。
ジャガイモ掘りの話で終わります。

– シベリア抑留シリーズの説明 –
祖父が、第二次世界大戦後、ソビエト連邦にシベリア抑留された体験をテープに述懐したものです。録音は1979年だそうです。時期は若干前後していると思います。
テープからmp3に吸い出しておいたのですが、そのままにしておいても消えていくだけなので、何も考えずにYoutubeにそのままアップロードします。
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