「プーチン退任せよ」ロシア内で複数の反戦デモ 1800人拘束か(2022年2月25日)

 25日にSNSで急上昇し、番組が注目したワードは「反戦デモ」です。侵攻が進むなか、ロシア国内では複数の反戦デモが起き、1800人が拘束されたとの情報も入っています。

 ロシア中央部の都市・エカテリンブルクです。一部の市民が集まり、「戦争反対!戦争反対!戦争反対!プーチン退任しろ!」と叫びました。

 「戦争反対」を訴えるプラカードを掲げ、プーチン大統領の辞任を求める声が上がりました。

 反戦デモは首都モスクワでも・・・。

 ロシアの人権団体はロシアの58都市で1800人が拘束されたと報じました。

 今回の軍事作戦について、ロシアの国営メディアは「自衛のためだ」と報じています。

 一方で、軍事作戦に反対してウクライナで起きている事実を伝えるロシアメディアも少数ありますが、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ある手段を講じます。

 自らのフェイスブックでロシア国民に向け、“ロシア語”で語ったのです。

 ウクライナ・ゼレンスキー大統領のフェイスブック(24日):「冷戦や流血の戦争、ハイブリッド戦争もいりません。もし我が国から領土を自由を私たちの命を子どもたちの命を奪おうとするなら、私たちは自らを守ります。このメッセージがロシアテレビでは放送されないのは分かっています。しかし、ロシア国民はこのメッセージを聞くべきです。真実を理解するべきです」

 アメリカのCNNは大統領のメッセージについて、こう分析しています。

 アメリカ・CNN:「今は2022年です。今の世界では夜も昼も関係なく、テクノロジーでコミュニケーションも発達しています。ロシアにいる人に『あなたたちがテレビで見ているウクライナは実際のウクライナで起きていることと違うんです。我々が本当のウクライナの姿で、ロシアのメディアで報道されている姿とは違うんです』というメッセージです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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