画像はサバおかさんのツイートより。元画像ではロシア陣営とウクライナ陣営に別れ銃口を向け合う姿が映っていた
サバイバルゲーム(以下、サバゲー)関連の情報を扱うYouTuber・サバおかさんが投稿した不謹慎な動画を巡り、サバゲーフィールドやミリタリーショップが相次いで同氏の出入り禁止を表明する事態となっています。
【ツイート】「無配慮さ目に余る」「出入り禁止」
問題となったのは、サバおかさんが2月25日に投稿した動画。現在非公開となっていますが、告知に添えられたサムネイル画像には「ロシア VS ウクライナ」のテロップと共に、サバおかさん自らが2陣営に扮し、銃(エアガン、もしくはモデルガン)を向け合う姿が映っていました。
この投稿に対し、茨城県のサバイバルフィールド「つくばサバゲーランド」の公式Twitterアカウントは「この方のコンテンツは、サバイバルゲームの健全な発展を阻害するものであり、現在進行形で侵略を受けている当地の人々に対する無配慮さは目に余るものがあります」と2月26日に投稿。
続けてミリタリーショップの「ウィリーピート東京」公式Twitterアカウントでも「今の情勢の中、サバイバルゲームとは関係なく、モラルのない投稿をするのは如何なものかと思います」と、当該の投稿を批判。いずれの店舗でもサバおかさんの出入り禁止を伝えています。
サバおかさんは2月26日に動画を削除。謝罪動画では「見ている方々を不愉快な気持ちにさせてしまい、そして関係者の方々に迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思います。そして一番はやっぱり、ウクライナ、ロシアにご友人がいらっしゃる方、家族がいらっしゃる方、そして今ウクライナ、ロシアにいらっしゃる当事者の方々にとても不謹慎な内容だったなと私も思います」と語っています。
また、コメントで指摘されるまで問題に気付けなかったとしつつ、「問題だと思わなかった自分の未熟さが最大の問題だった」と反省を述べた上で、「これを機に動画投稿者としてだけでなく、人生について気を付けて、相手の気持ちを考えて生きていける人間になりたい」と締めくくっていました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、首都キエフの中心部にある高層アパートに攻撃があり、地元メディアによりますとけが人が出ているということです。
ウクライナの外相は「ロシアを完全に孤立させ、経済を破綻させることだ。ロシアの戦争犯罪者を阻止してくれ」と国際社会に強く訴えました。
ロシアによるウクライナの軍事侵攻が各地で続く中、ロシア軍は首都キエフの陥落に向けて本格的な作戦を進めているとみられています。
ウクライナ内務省や地元メディアによりますと26日朝、日本時間26日午後、キエフの中心部にある高層アパートに攻撃があり、メディアによりますとけが人が出ているということです。
アパートは、キエフ中心部の「独立広場」から5キロほどしか離れておらず、学校やホテルなどもあり人口が密集している地域です。
地元メディアが公開した映像では、アパートの上部が攻撃された直後オレンジ色のせん光と、黒い煙が上がっている様子がうかがえます。
一方、ロシア国防省の報道官は、高層アパートへの攻撃が起きた後にあたる26日、日本時間午後4時ごろ声明を発表し「住宅や社会インフラは標的にしていない」として、攻撃の対象はあくまでも軍事施設だと主張しています。
ウクライナのクレバ外相は26日、みずからのツイッターに、攻撃された高層アパートの写真を投稿し、ロシアの地上部隊からミサイル攻撃を受けたと強調しました。
そのうえで「私は世界に要求する。ロシアを完全に孤立させ、大使を追放し、石油を禁輸し、経済を破綻させることだ。ロシアの戦争犯罪者を阻止してくれ」と国際社会に強く訴えました。
子ども3人含む198人死亡か
ウクライナのリャシュコ保健相は26日、みずからのフェイスブックで、ロシア軍による攻撃によって、これまでに子ども3人を含む198人が死亡したと明らかにしました。
また、およそ1100人がけがをしてこのなかには30人あまりの子どもも含まれているということです。
40の民間施設が攻撃か
ウクライナの地元メディアは、26日、ウクライナ内務省の高官の話として、キエフ市内にあるウクライナ軍参謀本部の施設の近くにある橋が、ロシア軍によって攻撃されたとしています。
また、ウクライナ各地で、1日で40の民間施設が攻撃されたということです。
この高官は「ロシアは、民間施設を攻撃していないとうそをついている。子どもたちが殺害されたことを忘れてはならない」と強く非難しました。
ロシアで軍事侵攻に反対するデモ続く
ロシアでは、プーチン政権が進める軍事侵攻に反対するデモが、警察の厳しい取り締まりにもかかわらず、続いています。
ウクライナへの軍事侵攻に反対するデモは、25日にはロシア第2の都市サンクトペテルブルクで行われ、参加者は「戦争反対」と声を上げながら大通りを歩きました。
これに対して警察は厳しく取り締まり、平和のシンボルとされる「ピースマーク」が描かれた紙を掲げた参加者は、突然、警察官に拘束され、警察の車両に乗せられていました。
ロシアの人権監視団体によりますと、ウクライナへの軍事侵攻に反対するデモに参加し、拘束された人は、25日の時点で60都市の1839人に上り、26日も各地でデモが行われ、拘束者が相次いでいるということです。
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