アメリカなどが、ロシアによる軍事侵攻に警戒を強める中、ロシアのラブロフ外相は、プーチン大統領に外交交渉を続けるよう提案した。
プーチン大統領は14日、外交と国防を担当する閣僚から、アメリカなどとの関係について、相次いで報告を受けた。
この中で、ラブロフ外相は、「合意のチャンスは常にある」と述べ、外交交渉を続けるよう提案した一方、「(交渉は)無限に続けるべきでない」と念押しした。
こうした中、アメリカのバイデン大統領は、イギリスのジョンソン首相と電話で会談し、外交による解決を目指す方針を確認する一方、軍事侵攻が行われた場合の対応についても協議した。
ロシア軍の軍事侵攻について、アメリカ国防総省は会見で、「何の前触れもなく始める可能性は十分ある」と述べるなど、複数のアメリカ政府高官が、今週中にも軍事侵攻が始まる可能性を指摘している。
アメリカなどとロシアの双方が、外交交渉の継続に言及する一方で、侵攻が迫っているとの警戒感も根強く、緊張が続いている。
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