米国連大使 ウクライナ情勢めぐり国連安保理での公開会合を要請

ウクライナをめぐって緊張した情勢が続く中、アメリカの国連大使は月末に国連安全保障理事会で公開の会合を開くよう要請したと明らかにしました。

アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は27日に発表した声明で「ロシアはウクライナを狙って不安定化させる行動を続けていて、世界の平和と安全に対し脅威をもたらしている」と指摘。今月31日に国連安保理で公開の会合を開催するよう要請したことを明らかにしました。

大使は声明で「数週間にわたってウクライナや、ほかの安保理理事国と緊密な協議を重ねてきた」としたうえで、「いまは静観するときではなく、安保理が全面的に注意をはらう必要がある」と訴えています。

一方、ロシアは会合開催の是非を問う投票を求める可能性があるということですが、安保理理事国の関係者は、「アメリカは事前の根回しを十分にしてきた」としたうえで、開催に必要な理事国15か国のうち9か国以上の賛同は得られるとの見通しを示しています。(29日04:08)

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