ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始しました。各地でミサイル攻撃や空爆などが行われ、ロシア側は「ウクライナの防空システムを無力化した」と発表しています。ロシアの軍事・安全保障政策が専門の小泉悠さん、ロシア情勢に詳しい防衛省防衛研究所の兵頭慎治さんに聞きます。
(Q.ロシアでも世論が揺れているという声もありましたが、どう考えますか)
兵頭慎治さん:プーチン大統領は、特別な軍事措置を取っているということなので、東部2州で軍事行動をする分は、ロシア国内で一定程度、理解を得られると思いますが、これだけ大規模な軍事侵攻やることをロシア国民が本当に支持するのか。気になる動きとして、退役将校の団体トップがホームページに「辞任を求める」とアップしています。退役軍人のなかから、批判が公然と出てくると状況です。軍事侵攻を本格化するなかで、ロシア国民の反応や世論が気になります。
小泉悠さん:ロシア人から見ても、ここまでやるのかと非常にショックだと思いますし、それを熱狂的に支持する人もいれば、やりすぎだと思っている人もいると思います。願わくば良識の声が勝ってほしいと思います。
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