アメリカのバイデン政権は15日に発生したウクライナの国防省や主要銀行に対するサイバー攻撃について、ロシア政府が実行したものと結論付けました。
米大統領副補佐官・ニューバーガー氏:「今週ウクライナの銀行に対して行われた大規模なサイバー攻撃はロシア政府の仕業だと考えている」
その理由についてサイバー分野を担当するニューバーガー大統領副補佐官は、ロシア軍の情報機関が標的となった銀行や国防省に対して「大量のデータを送り付けていたことが確認された」と説明しました。
15日に確認されたサイバー攻撃は過度な負荷を掛けることで通信障害を起こすもので、「ロシアが行う可能性がある攻撃と一致する」としています。
これまでに確認されているウクライナへのサイバー攻撃は影響が限定的なものにとどまっていますが、ニューバーガー大統領副補佐官は「今後、ロシアがさらなる侵攻に踏み切った場合のより破壊的なサイバー攻撃の下地を作っていると言える」と指摘しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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